猫弁と少女探偵
猫弁と少女探偵 / 感想・レビュー
ダイ@2019.11.2~一時休止
猫弁その4。少女探偵が主役っぽく登場(表紙も中央だし・・・)。最終巻に向けての伏線?で最後は亜子との進展がイイ感じ。
2015/05/20
ひろ
大好きな『猫弁』の第四弾。シリーズ物の小説は他にも幾つか読んでいるが、先に進みほどどんどん良くなるのは『猫弁』が断トツだと思う。これまで、天才弁護士・百瀬太郎の亜子に対する愛情表現に物足りなさを感じていたが、今回は頑張った!素晴らしい!過去に登場したゴースト・沢村透明が再び登場。そっかそんな感じのイケメンなんだ。会ってみたいなー。そして寿春美の結婚には驚いた。赤坂プリンスにも会ってみたい!(笑) ラストは目頭が熱くなり、涙が溢れ、そしていつものように心が温かくなった。次が最終回と思うと寂しすぎるよ。
2018/02/03
雪風のねこ@(=´ω`=)
扉に張り紙をしてる子が少女探偵(実は女の子でしたとかなんとか)かと思ったけど、第一巻没頭に出てきた少女だったとは。京子は良かれと思ってエリザベスを外に連れだしたけれど、自らの思いと他人の願いは一致しない。喫茶エデンの一件も然りである。百瀬の大莫迦!と思ったけれど、双方悪いよね。一致しない思いと願いは折り合いをつけて埋め合わせていくしかない。意識的に行おうと、無意識に行おうと、関係はない。それこそが愛なんだろうなと思う。
2016/12/31
ひめありす@灯れ松明の火
『先生が誰かを幸せにするんじゃなくて…先生といる人が、幸せになるんじゃないかな』だからきっと私達読者も幸せになっているんだと思います。二代目猫弁と少女探偵。次の世代へとしっかり受け継がれるものがありました。駄目なお金持ちの美里さんが、こんな風に誰かを救えるなんて思ってなかった。見くびってた。あの人は強い。透明さんも優しくて強い。LOVEが一杯だ。これまでの登場人物が再登場して嬉しくなる半面、お別れも。だけど寂しい物じゃなくて、新しい関係性の始まりだから。笑顔で手を振って、わかれよう。次の最終巻も、笑顔で。
2017/02/18
mariya926
猫弁の第4弾。不登校の少女と少年と、大福さんは高校時代に大福さんを好きだった同級生に会うようになります。全部がごちゃごちゃした感じだったのが、最後には綺麗にまとまっているのか猫弁の特徴ですね。今回は大きな事件があったわけではありませんか、あるべきところに皆帰っていった。猫弁の言葉では卒業という言葉を使っていますが、それよりはあたたかく優しいイメージです。とうとう猫弁もお母さんを卒業できるかな?終わりの「明日は晴れる」が次は最終巻ですが、希望を感じられます。
2018/12/09
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