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3人のパパとぼくたちの夏 (講談社・文学の扉)

3人のパパとぼくたちの夏 (講談社・文学の扉)

3人のパパとぼくたちの夏 (講談社・文学の扉)

作家
井上 林子
宮尾和孝
出版社
講談社
発売日
2013-07-06
ISBN
9784062184212
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3人のパパとぼくたちの夏 (講談社・文学の扉) / 感想・レビュー

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エル

父子家庭同士が一つの家で共同生活を始める。あー、結構いいかも。そこに飛び込んできた家出少年めぐる。3組の父子家庭の親子は打ち解けあい、めぐるは家出する前より強くなる。大人目線で読むとめぐるの行動はひやひやするところがあるけど、亀仲間(笑)の家族にあって生き方を学べたことは良かったんじゃないかな。親が子を大切に思う気持ちが溢れている一冊。

2022/06/15

ぷーきん

11歳から。H26夏休み埼玉すいせん図書。何故かお父さんお母さん世代に読んでもらいたい児童書でした。父子家庭で育ったが故に、家事よくできる小学6年生の主人公が家出をするところから物語が始まります。家出の理由も秀逸で、なんと「お父さんが家事をサボるから」ちゃんと家事を分担してやってくれるまで家に帰らないと固く決心。まるでシュフ(^w^)家出の先で同じ父子家庭という境遇の2人の少女とその父親達に出会い、自分の家庭を見つめ直すという内容でした。ハラハラドキドキもあり、心温まる場面もあり、楽しめました。

2015/04/04

tellme0112

ごめん、BL設定期待してました。既婚バツイチでゲイって展開もあるだろ、とか期待してました。すみません。確かに新しい家族像ではあった。でもま、明るい児童文学です。物件契約どうしていたのか気になるところ。不良にからまれたときの保険がほしい。無灯火は危ない。懐中電灯持ちなさい。

2017/12/19

7petit

些細なこと(彼にとっては大きな問題)で家出しためぐる君が、ひょんなことでシングルファザーのパパ達とその幼い娘たちと出会い、いろいろな思いをめぐらす。全体的に明るいタッチで登場人物が魅力的。子どもも大人もいろいろ大変だけど、明るく描かれたその裏側にあるものを読んだ子に感じてもらえればいいのかな?と思った。

2014/05/01

すみっちょ

娘が勧めてくれた本。児童書ですが、めぐるを迎えに来たお父さんとのやり取りの場面でちょっと泣いてしまいました。 さなちゃん・ひなちゃんは元気でかわいいし、朝パパ夜パパも苦労は色々あるだろうに、それを見せない。この先、娘と父親だと衝突することも多いかもしれないけれど、時にはケンカもしながら4人で暮らしていくんだろうなと思います。そこに時々めぐる親子が参戦する感じかなー。出てくる人が大人も子どももみんな、思いやりのある暖かい人達なのがよかったです。絵も好きです。

2020/02/15

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