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狼と兎のゲーム

狼と兎のゲーム

狼と兎のゲーム

作家
我孫子武丸
出版社
講談社
発売日
2013-07-25
ISBN
9784062184281
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狼と兎のゲーム / 感想・レビュー

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🐾Yoko Omoto🐾

児童虐待、DV、強姦、殺人と自分の本能の赴くままに非道の限りをつくす「山上茂雄」。生きてる価値なしの鬼畜。その息子「心澄望(コスモ)」と、友人であり主人公の智樹はある日コスモの弟「甲斐亜(ガイア)」の死体を庭に埋めようとしている茂雄の姿を目撃。「僕たちが何を言っても大人は警察官のお父さんを信用する。捕まったら殺される。」そんな逼迫した状態で二人の逃亡が始まる。ラストまで緊迫感とともに一気に読ませ、沼の底にある着地点へいざなう手法はさすが我孫子さん。酷すぎる顛末の中、智樹がいい子だったことが唯一の救いだ。

2014/03/29

takaC

読まなきゃ良かったかな。怖いとか怖くないとか、面白いとか面白くないとか、そういう評価の対象になり得る話ではないし。

2013/10/24

ダイ@2019.11.2~一時休止

終始逃げ回るのみの恐怖体験をする作品。悪役が際立っている。

2013/09/15

Yuna Ioki☆

582-193-13 行動力のある子供達だなあ(笑)虐待から逃げるために行動を起こすがまるでお釈迦様の手のひらで踊らされていた孫悟空のような展開。逃げても逃げても敵の手のひらの中。逃れるには死しかないのだろうか。殺るか殺られるかでないと負の連鎖は止まらないのだろうか。

2014/06/14

ゆみねこ

こんなひどい父親、こういう人物は親になってはいけない。さらにこの父親の職業。夏休みにDVの父から逃亡する小学5年生の息子と親友。冒険というにはあまりにも切なく、幕切れもスッキリと納得はできません。

2014/02/23

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