犬は何を見たのか THE NEW YORKER 傑作選
犬は何を見たのか THE NEW YORKER 傑作選 / 感想・レビュー
KAZOO
ニューヨーカーというと昔短編集を読んだ覚えがあります。その雑誌のコラムに連載されているものをピックアップしたもののようですね。ちょっとした工夫の物語のようで大企業の成功と違うところが結構楽しめますプロジェクトX の身にアメリカ版という感じなのでしょうか?あまり肩ひじ張らない感じで読めていいと思います。
2016/02/20
かんちゃん
The New Yorkerの人気コラムニスト。先入観、ステレオタイプ、錯覚などなど、人は見えている事象を必ずしも見えている通りには認知しない。心理学、経営学、統計学などの知識を総動員して、広範な解説を行っている。非常に興味深く、面白い。これで、ひとまず邦訳されているマルコム・グラッドウェルの主要本は読んだことになるが、ぜひ続編を期待したい。
2014/12/14
Koichiro Minematsu
いやぁー、面白かった! ケチャップの謎は、別冊単行本で読んでいたので、興味深くのめりこんだ。 多くはあえてコメント差し控えます。 一言、犬は観察しています、飼い主に似るんじゃないっ、飼い主に同化されるんです。 そう思ってしまう! 犬は飼っていないのでわからないのですが…
2014/11/13
くさてる
世界は広い筈だけど、同時にとても狭い。それぞれの小さな世界で繰り広げられるプロフェッショナルの苦闘や研鑽が、広い世界にもたらすのは、女性の自己主張を伴った髪の色、何でも切れるキッチンスライサー、犬のしつけを成功させる方法…。様々な題材から著者がひきだす観点が面白くてあっという間に読んでしまいました。読みやすくてためになるコラム集です。
2014/06/18
芸術家くーまん843
代表作『急に売れ始めるにはワケがある』をはじめビジネスに絡んだものが多く本書もまた販売・マーケティングにかかわるコラムが主体。キッチン用品・調理器具を売りさばいた実演販売の天才たちの話、ケチャップビジネスの歴史、家庭用ヘアカラーを売りまくったコピーライターたちと戦後アメリカで彼女たちのコピーが売れた理由などじつにさまざまなトピックが取り上げられており、じつにワクワクする内容の一冊。
2014/03/19
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