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京都西陣シェアハウス ~憎まれ天使・有村志穂~

京都西陣シェアハウス ~憎まれ天使・有村志穂~

京都西陣シェアハウス ~憎まれ天使・有村志穂~

作家
鏑木蓮
出版社
講談社
発売日
2013-10-17
ISBN
9784062186056
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京都西陣シェアハウス ~憎まれ天使・有村志穂~ / 感想・レビュー

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タックン

鏑木さんの他の作品が読みたくて題名が気になったから借りてみた。まあ憎ま(憎まれ天使)志穂ちゃんは強烈なキャラクターだったな。遠慮なく他人のプライバシーにあれだけ口を挟まれたらリアでは無理だな。でも謎を解き明かす能力は凄いは・・・。それぞれの謎の話は面白かった。最後の話が1番肝心の話だったし灌漑深かった。志穂ちゃんの雇い主はシェアハウスのオーナーだったんだあ!!

2016/01/28

冴子

シェアハウスで起こるあれこれを想像して読み始めたけど、志穂のキャラは嫌味すぎて好感が持てなかった。それぞれ結果的にはよいのだろうが、心の病にかかっている人にまでこんなふうに迫るのはどうだろう? 人には皆触れられたくない過去や気持ちがあるものですよ、志穂さん。交通事故は亡くなった被害者だけでなく、加害者側にも例え非がなくても大きな辛さを残すものなんですね。

2016/09/05

紫 綺

あかん‼なんぼ「憎まれ天使」、天使て云われたかて好きになられへん!落として上げる話なんかもしれへんけど、主人公「志穂」のズケズケしさには辟易した。ハッピーエンドやけど読後感悪し。

2019/06/22

ちゃんみー

鏑木蓮さんのは落ち着くわぁ。東京ダモイから10作品目。ミステリーの江戸川乱歩賞をとっておきながらの人情もの作家さんになりましたねぇ。京都町屋のベンガラ格子のシェアハウスでの3つのお話でした。志穂ちゃんのような女の子ってそんなに居ないと思うけど、そんな彼女に助けられた同居人は、彼女に感謝しないといかんね。最後のお話で出てきた、[欠けがある方が美しい](美しいじゃなかったかも?)って言葉は良かったね。良いお話を楽しませてもらいました(^^)

2013/12/16

キムチ

車中で読むにはもってこいのタイプ。機場(ハタバ)と呼ばれる織物の工場を町屋風に住みやすく改造。一見、フツーの市民がだれしも持っているようなちりっとした痛み。77回就職浪人した若い女性が一歩踏み行って好ましいだろう方向へ引っ張って行く。小説だからいいようなものの、周囲にはいて欲しくない、居ても関わりたくないタイプの志穂。一般的には「明るくて、茶目っ気があって、人情厚く、ちょっとお節介」はまさに小説の人物にはいいのだ」という論を実証する感じで読み終える。

2014/01/25

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