グリード 下
グリード 下 / 感想・レビュー
三代目 びあだいまおう
期待以上の展開スピードと痛快さ!アメリカの巨大企業や超VIP を相手に冷静沈着に対峙する鷲津の天才的な閃きと脚本に同じ日本人として興奮しまくり!リーマンショックという未曾有の金融危機で分刻みに状況が悪化していく中でも登場人物達のプライドや強欲さという本能は隠せない!日本を、日本人を常に下に見るアメリカの国民感情をものともしない鷲津の格好良さに痺れる!そして最後のどんでん返し!こういう男になりたい(無理だけど)!一番好きなキャラクターはジャッキーです。緻密な描写で色々学べるビジネスマン必読シリーズだ‼️🙇
2019/07/04
幹事検定1級
鷲津さん、今回の勝ち方もカッコいいですね。狙った獲物は必ず手にする。今回の敵はこれまでで最も大きかったですが、敵に応じてその仕掛けも手が込んでいました。最後にアメリカ大統領にお願いした謝罪とその対応、鷲津シリーズ次作もありそうですね。今度の舞台はどの国、どの業界、その企業でしょうか?楽しみです。(図書館本)
2015/04/23
Yunemo
じっくりと目を通したいとの思いが、あっという間の一気読みになってしまいました。『強欲』ですか。それが根源にある米国金融、でも国を問わず個人的に言っても、カネの前にひれ伏してしまう、誰しもがそういう面をも間違いなく持つ。過去のいくつかの事件が物語っている。テンポよく読み進んでいく中で、ちょっと?、という点を感じるものの、それぞれの利害関係者が、それぞれの立場を貫きながらの人間模様が身に染み入ります。スケールの大きさに改めて感激。それにしても今回は「イチビリ、鷲津」が格好良すぎ。
2013/11/04
佐島楓
ノンフィクションを読んでいるような緊迫感は健在。芝野さんの出番が少なかったのは残念。鷲津は、最終的に何を得たいのか、どうなりたいのか。それを知るためだけに、シリーズを読んでいる。
2015/08/02
サンダーバード@永遠の若者協会・怪鳥
下巻は一気読み。リーマンショック直前のアメリカ、鷲津の狙うターゲットは合衆国きっての老舗投資銀行とメーカー。戦いの相手は巨大投資ファンドというよりもむしろアメリカ合衆国そのもの。途中どうやってディールを仕掛けるのか?とやきもきしたけど、意外にあっさり行ってしまったかな?最後はちょっと格好良すぎでない?でも「GREED(強欲)」という言葉がピッタリ当てはまる話でした。★★★★
2014/03/28
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