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星籠の海 下

星籠の海 下

星籠の海 下

作家
島田荘司
出版社
講談社
発売日
2013-10-04
ISBN
9784062187008
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星籠の海 下 / 感想・レビュー

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勇波

良くも悪くもThis is 島田作品!って感じなのです。壮大な物語の中で『星籠』に関する経緯と謎は日本史に詳しくない自分でも浪漫を感じさせてくれます。ただなんか軽い。。文章が軽いのか?登場人物(特に助教授連中)がバカっぽいのしか出てこなかったからなのか?後者であれば「だから御手洗は以後日本から出て行ってしまった…」と勝手に勘ぐってしまいますなぁ★

2015/07/18

KAZOO

エンターテイメントとして久しぶりに堪能した気がします。しかしながら昔の島田さんの著作と比べると、謎がやや今の読む人に合わせているような感じがしました。ただ昔の水軍の話をうまく絡めてこの題名となった潜水艇の話など私には興味深く読みました。ほかの人が書いていたのですが映画化されるのですか?見てみたい気がします。ハードカバーで読んだので、本の作りが結構豪勢な感じになっているので持ち歩きには少ししんどい気がしました。

2016/01/17

タックン

タイトルと村上海賊と幕末の史実に興味があって読み始めたのにどんどん違う方向に進んでたので途中で飽きちゃった部分があったけど最後に無理やり繋がったって感じがした。統〇教会と原発と史実をそれなりにうまくからめたミステリーだったけどね・・・・・。でも御手洗だけが始めから何でも知っててただ証拠固めだけしてた物語でその割には内容が薄くて長いなあっと・・・・。 このタイトルにまつわる歴史小説みたいなの読みたいな。

2014/09/05

けい

全体的に軽快でページ数を感じさせない文章で面白かったが、下巻の途中から謎がすべて解けてしまっている状態なので、終盤は冒険小説状態になってしまいました。(村上水軍のロマンとか歴史的要素も多く、それはそれで十分読みごたえがあります)上巻で振っていた話もきちんと回収した結末、読後感は爽快。村上水軍のロマンを追ってしまなみ海道まで行ってこようかな。

2014/01/25

財布にジャック

星籠の謎が解けて、すっきりと終わりました。ミステリーの醍醐味を味わいたい人には物足りないかもしれないので、そういう部分は別としても、この素敵な装丁に相応しく、ドラマとしては大変魅力ある小説だったと思います。また瀬戸内海という舞台も素敵でした。歴史好きには堪らない謎もありました。読後感もそれほど悪くはありません。でも、ここに登場した人達のあまりにも残酷で悲しい運命のことを考えると、どう感想を書けば良いのか未だ放心状態です。

2013/10/24

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