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三谷幸喜 創作を語る

三谷幸喜 創作を語る

三谷幸喜 創作を語る

作家
三谷幸喜
松野大介
出版社
講談社
発売日
2013-11-15
ISBN
9784062187282
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三谷幸喜 創作を語る / 感想・レビュー

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ぶんぶん

【図書館】三谷幸喜の創作の秘密が判るとの事で借りて来た。 作品に対するアプローチが凄い、背水の陣で向かって行けるのが凄い。 感性が人とちょっとずれているんだなあ、と思う。 「やっぱり猫が好き」から「清須会議」まで各作品を取り上げているので、勉強になる。 この、ネタを引き出した「松野大介」氏の能力が凄い、なんのてらいも無く話させるのは、相性もあるのだろう。 とにかく、一冊丸々楽しみました。

2024/09/12

ロビン

子どものころから三谷幸喜脚本作品のファンであるが、結構中途半端なファンで、著作も少ししか読んでいなかったため、反省(?)と息抜きを兼ねて読んでみた。主宰した「東京サンシャインボーイズ」の下積み時代の苦労、「死ぬほど好き」という刑事コロンボへの深すぎる愛(エピソードは全話頭に入っているそう)、小さい頃に見た映画やドラマを自分なりに再現する作業が創作と結びついているという話、無駄な役やせりふは一切書かないというこだわり、演じる役者さんのため、どんな小さな役にも見せ場を作る優しさ・・やはり、三谷幸喜はいいなあ。

2023/06/30

百鉄

三谷幸喜という人は、良くも悪くも舞台出身者なんだと再認識。場所の限定。無意味なチョイ役を作らない。脚本をまず役者目線で読み、登場場面の数を確認する。「古畑任三郎」でのスポットライト演出。この辺りの原点は舞台にあったのだ!! 他にも、三谷幸喜の負けず嫌いがよく伝わってきた。「○○は僕の方が先」「○○は僕にさせて欲しい」等ここまで売れていても、悔しい想いをするのか!? 作品作りのモチベーションの1つとして、自分が昔好きだった作品の再構築が述べられている。出来れば、影響を受けた作品についてもっと知りたかった

2014/01/17

yuhwen

三谷幸喜の作品は好きだけど素人は裏話を知らず素直に作品を楽しんだ方がいいかも。緻密に計算して作品を作っておられる⭐⭐⭐ 弟へ

2017/04/08

hamham

バラエティ番組で彼が寸劇を監督した際「台本に書いてないのに勝手に立たないで」「僕が指示してないのにまばたきしないで」と役者の一挙手一投足に指示を出していた。バラエティ向けに大げさにやったのだろうが、彼の原点が兵隊人形によるコマ送り映画となれば舞台を完全に管理したい欲求が強いのに納得した。サザエさんの脚本『タラちゃん成長期』はプロテイン増強でムキムキになったタラちゃんがオリンピックに出る(夢オチ)という内容でプロデューサーに「きみはサザエさんの心がわかっていない!」と脚本を捨てられたというが当たり前である。

2015/07/08

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