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創作の極意と掟

創作の極意と掟

創作の極意と掟

作家
筒井康隆
出版社
講談社
発売日
2014-02-26
ISBN
9784062188043
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創作の極意と掟 / 感想・レビュー

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Koning

あらすじ・内容に書いてある通りものを書こうという人はもちろん読む側の人間も目から鱗が落ちてパウロよろしくをぉ!と驚ける感じの随筆。ハウツーとまではいかぬけれど小説と名のつくものに関わる全ての人が読んでおいて損はないというのは間違いないんじゃないかと。何よりこの幅広さと奥深さは楽しい。

2014/11/16

山田太郎

もう少し固い本かと思ったが、そうでもなく面白かった。書評というか文学理論説明させたら、わかりやすいし、面白いしで最高だと思います。中原昌也読んだばっかりなので、そこのところが特に愉快でした。

2014/04/10

ユメ

これまで“文章の書き方”をテーマにした本を見かけても、胡散臭く感じるばかりだった。しかし、この本は薄っぺらいハウツー本とは全く違う。大作家の「これは作家としての遺言である」という序言に引き込まれて頁を捲り、即購入。勉強になり且つ面白い。「これはこうすべきだ」などという押し付けがましさは無く、章毎に創作の助けとなる技法を提示してくれる。語り手の視点の置き方など大変参考になった。狭窄な視野を広げてくれる教えがそこかしこに。何か創作の構想を温めている人には新しいアイデアを与えてくれ、バイブルとなりそうな本だ。

2014/05/19

さっとる◎

ずっと気になっていた筒井先生の創作論。数々の変な本を生み出してきた筒井さん。その作品に触れ、驚いたり驚いたり楽しんだり笑ったり頭を悩ませたり、時々ほろっときたり。面白いストーリーを追うだけが本を楽しむってことじゃない、そういうことを私は筒井作品を読み始めて意識したんじゃないだろうか。読書量と著作量、それに裏打ちされた言葉はどれも無条件で納得しきり。筒井作品いっぱい読んだけど、まだまだ未読がある。読み返したいのも、ある。数、質、やろうとした様々、やっぱりすごい方だ。

2017/04/01

そうたそ

★★☆☆☆ やっぱり筒井康隆は凄い、と改めて思ってしまう一作。おふざけ無しで「創作」について真面目に書ききったエッセイ。「創作」に興味のある人ならこれを読まない手はない。小説を「書く」ことだけでなく客観的に見ることについても非常に長けている人だなと実感した。国内外の作品を古いものから新しいものまで多様に取り上げ時に引用しつつ丁寧に理論づけて説明してくれる辺りわかりやすい。星を二つにしたのは、個人的にはそれほど興味を持って読める内容でなかったというだけのことで、内容自体は評価されて然るべきものだった。

2014/04/06

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