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そして、星の輝く夜がくる

そして、星の輝く夜がくる

そして、星の輝く夜がくる

作家
真山仁
出版社
講談社
発売日
2014-03-11
ISBN
9784062188128
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そして、星の輝く夜がくる / 感想・レビュー

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ナイスネイチャ

図書館本。阪神淡路大震災で妻と子供を亡くした小学校教師が東日本大震災で被災した小学校に臨時で赴任する。そこで子供たちや教師、ボランティア、家族など向き合いながら奮闘していく。決して正しい答えではないかもしれないが自分たちで結論を出していく。フィクションですが、事実起こった問題を取り上げていると思います。読んで良かった。

2014/08/17

おしゃべりメガネ

なんとも言いがたい一冊かなと。東日本大震災関連の書籍を手にするコトで、果たして自分は何を求めているんだろう、何を望んでいるんだろうと改めて問わずにはいられないキモチに。ただ単に感動するコトを求めていたのか、あるべき姿、真実をただただ知ろうとしたのか、悩むばかり。本作もイッキに読みはしましたが、読後自分の中ではスッキリとしたキモチにはなぜかなれず。主人公の教師の言動に、賛同しきれない自分がいて、そんな主人公に関わる様々な'大人'たちにも違和感が。「忘れないで」というひと言が最後まで頭から離れませんでした。

2020/03/11

Yunemo

子供の眼から見た震災、現実的な出来事なんでしょう。どれをとっても、子供たちの力強さを感じます。それにひきかえ、「大人は、自身は」という問いに、弱みだけ。一体、どれだけの人の生き方を変えてしまったんだろう。1つだけ不満。若者が変わってしまった現実が、結局何も記されていないことに。この子らが若者世代になった際の「想い」を作品で感じたい、その思いが強まって読了。「人に関われば無意識とはいえ、傷つける場合もある、お互いに」、「人は皆、忘れていくから生きていける」、この点だけは胸に刻んでおこう。今日でちょうど3年。

2014/03/11

良かった。フィクションだけど、実際に似たようなことがあったんだろうと思うと、目頭が熱くなり、また、腹立たしくもなり、一話、一話に入り込みました。「津波てんでこ」小野寺先生の熱い思い、逞しく成長する子供たち、そして、校長先生に胸が熱くなりました。二ノ宮金次郎像撤廃活動には、たまげました。「人は本当に大切なことは決して忘れない。けどな、過去に縛られたらあかん。大切なのは今日であり未来やろ。」刺さりました。

2016/03/22

初美マリン

東日本大震災の被災地の小学校を舞台にした再生物語、凄い人たち、小野寺先生はもちろん校長先生や子どもたち、皆凄い、己の小ささにいやになる、自分には星の輝きは、見えるのか?

2020/03/13

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