KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

まほろばの王たち

まほろばの王たち

まほろばの王たち

作家
仁木英之
出版社
講談社
発売日
2014-03-05
ISBN
9784062188289
amazonで購入する

まほろばの王たち / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

けい

大化の改新後を時代背景に描く歴史ファンタジー。改新後中央集権を強力に推し進める中大兄皇子と中臣鎌足、この時代まだ山々にはそれぞれの神がいて、そして民がいて。そんな中を跋扈する妖達も大きな力を持っています。かつて大きな力を持っていた物部の姫「広足」と修験道の祖といわれる「小角」が里と山との衝突を防ぐため活躍する物語。時代は違いますが『もののけ姫』的な要素を含んだ作品。壮大な今後の展開を期待しています。仁木さん、ちょっと違った時代を狙ってきますね。

2014/07/27

野の花

大化の改新から5年、どこまでも大道を通す鎌足たちVSいにしえの神たち。物部の姫広足と賀茂役小角の仲立ちで共に生きる道を目指す。真のまほろばの里になるのか?この時代はまだまだ神々が登場して神話の世界ですね。

2017/06/26

Norico

役小角といえば、修験道の開祖。時代は大化の改新の頃、権力をまとめようとしてた朝廷と、古の神々の物語。ばっちり好みのテーマと時代です♥︎神様たちの適当さも、昔の大らかな日本ってこんな感じなんだろうなと、なんだか納得できてしまう。コンガラとセイタカがかわいすぎる!!『僕僕先生』みたくシリーズになるかな?個人的には、中大兄皇子と大海人皇子の、この先を考えてしまう。

2014/09/10

ぱちお

まほろばというタイトルにひかれて。思っていたのよりかなり前の話だった。奈良のイメージがあるので。この役行者は晴明っぽい感じがしました。あっさり終わった感があり、この後も天智、天武の時代はいろんな事が起こるので、ぜひ続編を書いてほしい。

2016/03/28

九月猫

大化の改新から、大化5年頃の、神や鬼が当たり前にいた時代の物語。読みにくかったわけではないけれど、読了に時間がかかった。視点をもっと広足・小角に絞ってもよかったのではないかなと思う。役小角といえば山田ミネコさんの漫画を思い出す程度の知識しかないので、もうちょっと凄い人エピソードが知りたかった。中大兄・鎌足は元々好きなのだけど、鎌足はイメージ通りで満足(笑)。

2014/05/31

感想・レビューをもっと見る