寂聴まんだら対談
寂聴まんだら対談 / 感想・レビュー
まつこ
この本を読んだ翌朝、寂聴さんが再入院されるとお聞きして心配しております。でも読んでて寂聴さんて何歳だっけ?って思い返す言葉や行動がありました。酔っ払いすぎて階段から落ちたとか!色んな意味で肉食ですし!ただやっぱり三島由紀夫さんや川端康成さんの話が出てくると生きてきた人だなーって思い返されます。闘い、愛し、毅然とし、迷い、行き着いた先が今なんでしょう。対談なので相手の作家さんの作品も読みたくなりますし、話に出てくる作家さんについても気になり。積読中毒の人は悪化するだけです。
2014/09/03
まーちゃん
読みたい本、知りたい作家が増える増える!とんでもない一冊(>_<)私の場合まず、近〜現代の日本文学史からやり直し、だな。/寂聴さんはとってもチャーミング。御歳92?93?大好きだった祖母は、亡くなる1年前くらいまで寂聴さんの著書を読んで「おもしろいわ」と言ってたなぁ。/河野多惠子さんとの「きゃーきゃー♡」とした同級生的ノリが興味深かったな。柳さんの「命」四部作はぜひ読み返さねば。読みかけて挫折した川上未映子・花村萬月両氏にはトライアゲン。酒井順子氏はぶっちゃけ舐めてました。ゴメンナサイ(>_<)
2014/11/23
aoneko
前半の山田詠美、川上未映子の流れからの、河野多恵子さんとの対談がとくに面白かった。自分の心を通さないつくり物は、やっぱり人の心打たない。のだそう。出し惜しみせず、その場で出し尽くしてしまうスタンス。エンタテインメント性の根底にあるもの。たのしく聴きました。
2014/07/16
kiho
幅広い世代の作家と寂聴さんとの対談☆どの人に対してもすぐに距離を縮める寂聴さんの語りかけはさすが…そしてコロコロと展開していく話題の広さと深さ♪会話の端々にさりげない人生訓も…。
2015/01/05
スリカータ
最近、瀬戸内寂聴さんの本を図書館で見かけるとポツポツと読んでいる。長寿とは、かくも迫力のあるものかと驚嘆。三島由紀夫と瀬戸内さんが文通していたなどのエピソードが凄い。さりげなく近代文学の文豪が登場し、知られざるエピソードに生々しさがある。
2020/01/16
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