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バードドッグ

バードドッグ

バードドッグ

作家
木内一裕
出版社
講談社
発売日
2014-07-30
ISBN
9784062190480
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バードドッグ / 感想・レビュー

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おしゃべりメガネ

矢能探偵シリーズも気がつけば3作目です。相変わらずの読みやすさは健在で、まるで映画をみているかのようなスピード感で、ストレスなく読み進めていけます。正直、物語の構成やリアル度なのはこの際、度外視してとにかく、この作者さんだけがなし得る作風(雰囲気)を楽しんでいただけたらと思います。探偵「矢能」さんもますます人間味が増し、養女「栞」ちゃんとのやりとりはなかなかアットホームな感じになってきました。美容室のお姉さんも地味に気になる存在で、今後のかかわりが楽しみです。とても漫画家さんが書いたとは思えない作品です。

2014/09/25

いつでも母さん

面白かった~探偵・矢能、元ヤクザと言う方がふさわしい気もするが、栞の存在がかろうじて探偵の看板を揚げさせている気がする。『勘』がいいのはご愛嬌。ヤクザの中のドタバタも一件落着させて、美容師のお姉さんも今後絡みそうだし、栞ちゃんの成長も気になるところ。次も期待したい。

2017/11/09

chiru

元ヤクザの探偵矢能に、現役組長の捜索依頼が舞い込む。陰謀渦巻く覇権争いと内部抗争を描く、濃厚な極道ワールド。面白いのは『悪い奴が考えそうなことは全部知っている』矢能に、ヤクザ流の脅しがまったくきかないこと。それを逆手にとった矢能の描くシナリオに、ヤクザが乗っかるのが痛快で、決着の仕方も矢能らしくて好き。誰かと闘って傷つく人生から、弱い存在を守る人生に踏み出した矢能。その一歩は些細な一歩でも、栞には大切な一歩。ぎこちないけど、たどりつきたい場所にようやくたどり着けた感動に、包まれるラストでした。 ★4

2019/05/29

美登利

わお!面白かったわ。2作目を読んでから少し間が空いてしまっていましたが、栞ちゃんの大人びた言葉使いはさほど気にならなくなりました。栞ちゃんを正式に養女とした元ヤクザの探偵矢能さんの強面の表情がニヤニヤと崩れるところが目に浮かぶようです。ハードボイルドなのにラストなんてほろりと来ます。映像化したら絶対観たい。その場合、名前の出なかった頼りない探偵さんは誰が良いか?矢能さんは誰かな?なんて想像するのも楽しい作品です。これは続編出ないのでしょうか。木内さん待ってますよ。

2017/11/15

ユザキ部長

続き物でしたね。喫煙シーンが多くてうまそうだなと思うけど小三年の娘の前で吸わないで欲しいとか、昼飯に中華料理ばかりとか余計な事考えながら読んでた。本筋は、まぁまぁかな?

2017/10/08

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