泣いたの、バレた?
泣いたの、バレた? / 感想・レビュー
あん
全48篇のショートエッセイ集。歯に衣着せぬ物言いがツボにはまり、とにかく面白いです。バッサリの切り口なんだけどそのほとんどに共感でき、「まるで私の考えていることを代弁してくれているかのよう」なものや、「そんなこと考えてもみなかった!」とびっくりするものまで、酒井ワールド全開です。そんな中で「東北の書店にて」の震災時のエピソードにはグッときました。涙したい人、笑いたい人、読んでスッキリしたい人、とにかくいろんな方々にオススメです(^^)
2014/11/01
美登利
このシリーズ大好きです。自虐的な発言が多目の酒井さん。これには、その当時話題になっていることに、私も同じように思っていたり、酒井さんとは少し立場が違うから、考え方も違うなぁと思えることもあったり。テーマが決められている他のエッセイ本よりも身近に感じられるし、何よりもちょっと遡ったニュースを思い出せることが一番かな?日々変化の激しい日本では、耳を通り過ぎてしまえば忘れてしまうことばかり。二つ下の酒井さんはもちろん私よりも若々しく、頭の回転も良いのですが、似たような悩みもお持ちなのだなぁと安心できるのです。
2014/11/15
じゅき
久しぶりに読んだ酒井さんのエッセイ。好きだなぁ~~やっぱりズバッとというか、そうそうそうそう~~~と。読んでいて小気味よい一冊です。
2014/11/03
まい
『週刊現代』の連載48篇をまとめた本。 印象に残ったのは《東北の書店にて》 酒井さんが『地震と独身』を出された際、福島・仙台・盛岡の書店を巡った時のお話。「何とか衣食住の面で一息ついた次の瞬間、人々が求めたものは、本でした。」まさしく私もそのひとりでした。読書することでどれほど癒されたことか。明日で震災から3年半なので、なおさら心にぐっときました。
2014/09/10
るぅく
相変わらず好きな方向のアプローチされる酒井さんのエッセイ。楽天のお話は私も同感でした、文章にされてはっきりわかった自分の違和感。これだったんですね。「東北の書店にて」は今後も残して欲しいエピソード。本の大切さがわかります。電気がなくても本だったら読める。毎週読んでいた雑誌で日常を、お話を読んで非日常を味わえる書籍はなくなってほしくない。今回も多彩な方面のお話を読むことができて大変満足でございました。
2014/09/08
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