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他界

他界

他界

作家
金子兜太
出版社
講談社
発売日
2014-12-11
ISBN
9784062191395
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他界 / 感想・レビュー

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Voodoo Kami

「どうも女性は十代後半に子どもを産むのがいいみたいですな。今は三十過ぎてから結婚して、四十過ぎて子どもを産んだりするでしょう。高齢出産というやつ。これでは健康な子はできないんじゃないかな。短命な子しかできないとわたしは思いますね」。全体のまだ5分の1でしたがこの文章を読んで本を閉じました。

2015/04/20

algon

氏の俳句人生の原点、激戦地トラック島からの帰還を出発点として95歳の人生を振り返る。多くの戦友、友人、妻を見送った経験からの死生観を綴っている。日銀マンでありながら自由に生きてきて俳人として名をなした氏の「娑婆と対峙する他界」感。自由感あふれる他界感覚だった。

2015/04/05

okatake

先日読んだ「私はどうも死ぬ気がしない」と基本的には同じ内容です。俳句や兜太さんの人生を通じて「死」や「生」を論じています。文明化、情報化社会にさらされている私たちが忘れてしまったもの、学ぶことが出来なくなったものとしての自然性や動物性を語ってくれています。こころが暖かく、そしてラクになっていく本です。

2015/03/19

mimikoko1515

残される人のことを思うと死ぬのは怖いと思う…

2015/02/08

三助

金子兜太の他界観。94歳なのにえらい元気だなと思った

2021/07/11

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