ルンタ
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ルンタ / 感想・レビュー
おさむ
もう何冊目かはどうでもよくなってきた‥‥。ルンタは「風の馬」の意味(だそうです)。きっと山下さんのファンというのは、サザンオールスターズとか山下達郎とか、ワンパターンだけどなぜか新譜が出ると聞いてまうという人たちなんやろなあ〜〜って思う。
2017/02/04
miroku
芥川賞候補常連さんの実力やいかに?! そんな感じで読んでみたが、とりとめのない思考のだだ漏れのように見えながら、それが小説として成立しているのだから凄い。
2015/11/19
とら
群像劇のような。でも群像劇だと思って読んだら肩透かしを食らうだろう。全く別の何か。何が近いかって、夢だ。脈絡も無く別の話がばんばん入ってくる。今まで見てた夢と同じだよねこの夢?って思う暇も無く、次の展開に入る。ただ、紛れもなく一つの夢なのだ。起きたときの直前に起こっていたことがいわゆるオチで、それが楽しければ良い夢だったな、ってなる。それまでの過程はほとんど覚えていない。つまり人生みたいなものだ。終わりよければ全て良し。しかし、この作品の終わりが個人的に良かったかどうかは述べていない。それは各々に委ねる。
2019/01/14
しゅん
車に轢かれて死んだ友人が死んだ後も登場しつづける。登場人物の名前が途中で変わる。そんな事態が平然と起こり続け、何が何だか分からないのだが、何故だか面白くてページはどんどん進む。この快活な疾走感。ずっと前に出てきて消えた話が後半で突如蘇ってつながる。この記憶を刺激する快感。「ねずみと呼ばれる猫」に食べられる「ネズミ」とか、人を食ったような表現はいくつもあるのだが、不思議と嫌味がなく、如何様にも書けてしまう小説の不確かさはやがて生きることの不確かさとつながり、読み終えた時には暖かく寂しい情感が胸の内に広がる。
2017/05/27
suu
新しい形?少しずつ読む人にはつらい系
2017/01/29
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