あなたは、誰かの大切な人
あなたは、誰かの大切な人 / 感想・レビュー
しんごろ
6話からなるちょっとせつなくほっこりする40代女性が主役の短編集!マハさん、やっぱりいいですね(^^)ハグとナガラまた登場!マハさん、ハグとナガラの物語をいつか1冊にまとめて~と言いたくなるよ(笑)『波打ち際のふたり』、『皿の上の孤独』、『最後の伝言』は何度でも読みたくなります(^^)BGMには古内東子『Hourgrass』がいいかな(^^;)宝物のひとつ!マハさんの【サイン本】です(^o^)
2016/03/15
starbro
新作はほとんど読んでいる原田マハの最新作短編集。自立しながらもどこか儚さのある女性の生き様を爽やかに綴っています。村上春樹の「女のいない男たち」の相似形のような気がするので、原田マハ版「男のいない女たち」という事でいかがでしょうか?
2015/01/14
ミカママ
読むたびに思うんだけど、マハさんは私のテイストからはアマアマすぎです。わかっててもつい手にとってしまうのは、作品を満たす彼女の「優しさ」ゆえなんでしょう。そう、私たちの誰もが、誰かにとっては大切な人だし、誰にも大切な人がいますよね。『最後の伝言』のなかで、ダメな夫に惚れぬいて、徹底的に甘やかしちゃうトッコちゃんがステキ❤️「かわいいもんよ。…男ってやつは」そうなのよ、トッコちゃん、ダメなオトコってかわいいし、かわいくないと、オンナは惚れないのよ!そしてひたすらワカモレが食べたくなった作品でした♫
2015/11/29
takaC
亡くなった人や亡くなりそうな人が若いんじゃないかと思った。英語題が無かった唯一の話「無用の人」の結びは難解だった。 (最後の伝言 / 月夜のアボカド / 無用の人 / 緑陰のマナ / 波打ち際のふたり / 皿の上の孤独)
2016/10/15
れみ
大切な人との出会いや交流、別れなどが描かれた6つのお話。なんて切なくて温かいお話たちなんだろう。マハさんの書く文章は、するすると読めるのに軽すぎなくて心に響く。「無用の人」に出てくるお父さんが好きだな。家族って近いからこそ普段大事なことを言いそびれたり感情的になってしまったりしていそうだな、と考えさせられる。
2015/09/06
感想・レビューをもっと見る