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戦後70年 わたしの戦争体験

戦後70年 わたしの戦争体験

戦後70年 わたしの戦争体験

作家
ちばてつや
森村誠一
畑正憲
松本零士
山藤章二
勝目 梓
小説現代
出版社
講談社
発売日
2015-07-30
ISBN
9784062196611
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戦後70年 わたしの戦争体験 / 感想・レビュー

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igaiga

大体年代が一緒なので皆様そろってクソガキっぽく微笑ましかったです。しかし一歩間違えれば亡くなっていた方もいらしてちょっと衝撃・・・。男性ばかりではなく女性の手記も欲しかったなーと思います。戦争中ではなく戦後日本に戻る最中に亡くなった方たちがお気の毒です。

2015/11/29

Ryoichi Ito

私と同年代の7人の男性の戦争体験記。山藤章二(1937年生),森村誠一(1933年生),畑正憲(1935年生),松本零士(1938年生),ちばてつや(1939年生),勝目梓(1932年生)。日中・太平洋戦争の中で生まれ,幼少期を過ごし,過酷な体験をしているが,最も過酷なのはちばてつやのものだろう。奉天で終戦を迎えたちば一家は中国人暴徒の襲撃に怯えることになった。約一年引き上げ船に乗るまで一家は塗炭の苦しみを舐める。その間,徐集川という中国人に助けられ生き延びた。徐はそのため文化大革命の際糾弾されたと言う

2023/04/21

みっくん

漫画家や小説家の方たちによる戦争体験もの。  戦争とは違う脱線なんだけど、山藤氏の蔦屋重三郎評価は、なるほどって感じでした。確かに旅とか広告とか、プロマイドもそうか。そう思うと凄い人です。   ちばてつや氏の中国人感は、本当にそう思う。知人で満州生まれの人も似たようなことを言っていた。どの国にも、いつの時代にも、色々な人がいて、良い面が出ることも悪い面が出ることもあるのだろう。

2022/12/14

Nat Hat

作家や漫画家として活躍する人が幼い頃に体験した戦争の風景を語る読み物。この年代の人でさえほんの数年しか戦争を経験してなくて、戦争は遠い昔になってしまったんだなぁって分かる。

2022/02/24

お抹茶

作家や芸術家が戦時中の子供時代を回想。幼少から小学生にかけての記憶しかない80歳近くが偉そうに戦争体験を語っていいのかと躊躇する。歴史認識は単なる知識ではなく,聖戦と称して人間を非人間化した過去を未来へ伝えるべき。相手を撃墜する時に,その家族のことが頭をよぎるが,心を鬼にして撃つのが戦争。昭和20~21年の一冬で,18万~24万人の日本人が大陸で亡くなった。軍国少年が戦後に忠君愛国を否定されたことで,根深い懐疑主義がトラウマのように残る。

2018/08/19

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