プロフェッション
プロフェッション / 感想・レビュー
おしゃべりメガネ
久しぶりのSTシリーズで、ここまでくると、事件のネタ云々ではなく、個性的なSTメンバーの言動や活躍が楽しみになってます。五人の‘カラーメンバー’とキャップ百合根、菊川刑事の連帯感がますます自然に強まってきている雰囲気に思わずニンマリしてしまいます。今作はほとんどが青山さんの一人舞台状態に近かったですが、それぞれがキャラを生かした振る舞いでバランスを保ってくれています。何より会話のテンポが素晴らしく、読みやすさは随一です。意外と人間味豊かな面々の今後の更なる活躍を楽しみにしつつ、続刊を待ちたいと思います。
2015/09/08
starbro
今野敏は新作中心に結構読んでいる作家ですが、「ST 警視庁科学特捜班」シリーズは初読です。テンポ良く280P一気読みでしたが、IN☆POCKET連載初出ということもあってスカスカ感がありました。科学捜査の時代ですが、人間嘘発見器だのみの捜査はどうなのかなぁ?
2015/09/12
いつでも母さん
STシリーズが帰ってきた!4年ぶりの新刊?そんなにはなれていたのね。私は『この変人集団』が大好きだ~!(笑)ドラマや映画よりはやっぱり原作が良い!男の恨みも恐いのね~まぁこの犯人はサイコだったのだが、青山君の美形を見てみたい❤百合根も菊川も、この集団に段々と染まって来たのが面白いわ~今野作家、色々シリーズものを持っていますが、これも続けて欲しい一つです。出来れば年一くらいでお願いしたいなぁ。こんな集団がいたら、どんな事件も解決間違いないよね。
2015/09/07
ノンケ女医長
プロフェッションの定義。必要な訓練を系統的に受け、専門的知識に裏付けられた技術を持ち、利益追求よりも倫理規範に基づいた職業らしい。冒頭で紹介される、科学特捜班の面々。名前に一つ、色彩を表す言葉が入っている。色に対するイメージは人それぞれだけど、きっと著者の色に対する感性が反映されているのかも。職業倫理に基づき、犯人を徹底的に追及するST班の活躍に、楽しませてもらった。知識の専門性があまりに稀有なためか、小説の展開がやや突飛にも感じられた。私が考える、警察小説らしさは、このシリーズでは少ないかも。
2023/10/09
high
[15-268-126]<STシリーズ>3件の連続誘拐事件。被害者は大学の同じ研究室に所属するメンバーだった。被害者は無事開放されたが激しい頭痛に襲われる。犯人が残した『呪い』とは…。久々のSTシリーズ(^-^)/ 青山さん大活躍の一冊でお決まりの『ぼく帰っていい?』も健在でした。でも赤城ファンとしては…。次回はたくさん出てくるといいなぁ~(^^)
2015/10/26
感想・レビューをもっと見る