KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

セント・イージス号の武勲

セント・イージス号の武勲

セント・イージス号の武勲

作家
上田早夕里
出版社
講談社
発売日
2015-09-09
ISBN
9784062196802
amazonで購入する

セント・イージス号の武勲 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

射手座の天使あきちゃん

トラファルガーの海戦(イギリス艦隊 VS フランス・スペイン合同艦隊の闘い)をモチーフに、蒸気機関推進艦・謎の海獣・幻の海洋民族の末裔・運命に翻弄されながらも逞しく生きる孤児…等々を全部入りにした「ちゃんこ鍋仕立てのSF海洋歴史ファンタジー」ですね。 やや煮込み不足かな!?(笑)

2018/11/09

みっちゃん

自分の勝手な思い込みなのだけど、いつかは驚きのSF要素が出てくるのでは!?と期待しつつ読んでしまったので、純粋な冒険小説だったんだな、とちょっとだけ拍子抜け。でも、伝説の海棲生物と海洋民族との古からの深い結びつき、蒸気機関の技術者を志す少年の、人間としての成長など、オーシャン・クロニクルシリーズからの広がりも感じさせる作品だった。

2015/12/27

NAO

18世紀。孤児となり軍艦で働いていた海に投げ出さたトビーを救助したセント・イージス号は、変わった船だった。なんと、船を蒸気機関で動かそうという実験船だったのだ。さらに、この船には、不思議な少女が乗っていた。彼女がときおり甲板に出て笛を吹くと、海から不思議な声が呼応するのだった。世界にその名を馳せたイギリス海軍が秘かに行っていたこと。当時の科学の最先端と、迷信と笑われるような海の神秘とを一つの船の上で合体させた、勇ましくもノスタルジックなファンタジー。

2022/09/24

Yuna Ioki☆

1259-462-53 やはり戦闘ものは洋の東西を問わず苦手かもしれない。作者テーマにしたかったことは終章に凝縮されていのだと思う。

2015/10/26

ゆう

図書館本。19世紀のイギリスを舞台にした海戦もの。史実をもとに上田さんらしいファンタジー要素が織りまぜられてる。大海蛇(シーサーペント)と呼ばれる海洋生物が出てきたり。ドン底の生活からセント・イージス号に助けられて、どんどん頼もしくなっていくトビーもよかったけど、シーサーペントとそれを操る人たちももっと見たかったな。終章の会話は好き。

2015/11/04

感想・レビューをもっと見る