過剰な二人
過剰な二人 / 感想・レビュー
美登利
初めのお二人の対談だけでも、読む価値が有ると思います。とても熱い二人のトーク。真理子さんのエッセイを読んでいて、時折出てくる見城さんってこの方だったのか!16年間の絶縁状態も出会いから、真理子さんが直木賞を取るまでの関わりも知らなかったので、なんてエネルギッシュなんだ!と感心しました。劣等感、いじめなどを克服して偉大になったお二人なので、ごく一般人がその諸々をバネに成功出来るか?立ち上がるキッカケにはなるかもしれません。相当の努力に努力を三段重ねしてもなかなか叶う事ではないし、運も味方をしたのでしょう。
2016/01/20
harass
図書館にあるのを知り借りる。エッセイで有名になった林に当時角川の編集者だった見城は小説を書くように勧めた。16年の絶交期間を経ての再開の対談集と思ったが、対談部分は十数ページで、あとはリレーエッセイ?。それぞれの人生の体験談や教訓を読者に向けて語る。実に個性的な二人の元気を出す自己啓発本か。この二人の本、『野心のすすめ』などを読んでいたら特に読まなくてもいいかも。若い人には十分役に立つとは思うが、おっさんにはちょっと…… 良書は良書だが。
2018/07/24
どんぐり
功なり名を遂げた二人が16年振りに和解した。そこから生まれた書簡集。これは誰に向かって語りかけている本なのだろうか。いまさらこういう本を有難がって読むにはいささか抵抗がある。若い読者に向けた人生訓だろうと思って読んだ。林真理子は作家業を語り、見城徹は出版業を語っている。特に見城の言葉は、熱血青年が語っているようで熱い。たとえばこうだ。「仕事は人生にとって、大きな意味をもつ。仕事を選ぶさい、収入など、金銭を動機にしないほうがいい。結果が出れば、金は付いてくる。何と言っても、自分が好きなことを仕事にするべきだ
2016/07/21
くろにゃんこ
野心があり、人一倍努力もしてきたお二人が語ることには力を感じます。すごいなぁ~と感心しかできないのですが、考え方は普段の仕事にも当てはまる。 この本は若い人に読んでほしいな。気持ちの持ち方が変わるでしょう(*^_^*)
2016/04/30
みえ
面白かった。林真理子さんの本はすべて読んでるから、知ってるエピソードも多かったけど、幻冬舎社長の見城さんのことは存じ上げていなかったので、興味深く読んだ。 角川書店で働いていた話、辞めて独立したこと、角川春樹さんの話、へ~そうだったんだ~と。 角川書店の本は子供の頃、ものすごくは読んでたな~。映画も観たな~。幻冬舎も面白い本たくさん出てると思ってて、こういう方が社長なんだ~と、ますます興味が出てきた。
2020/03/30
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