ウォーク・イン・クローゼット
ウォーク・イン・クローゼット / 感想・レビュー
starbro
久々の綿矢りさです。中編2作で各々楽しく読みましたが、あまりカップリングの意味がなかったような気がします。最近寡作になってしまったのでしょうか?若くして大きな賞を取ると、何となく伸び悩んでしまうような気がします。次回作以降に期待します。
2015/11/24
ナイスネイチャ
図書館本。中編二作。特に表題作は男受けする服に着飾っても脱がすことしか考えてない男だったりと結構シュールでしたね。もう一編も一歩間違えれば犯罪じゃないかと思うぐらいの内容。だが日常どこにでもいそうな人物・生活を描いてました。ちょっとオチがおとなしめでしたが面白かったです。
2016/02/14
❁かな❁
やっぱり綿矢りささんの作品大好き♡今までの作品も全作読みましたが久々の新刊もとっても楽しめました!表題作と「いなか、の、すとーかー」の2編入り。綿矢さんの文章はリズミカルで本当に読みやすいです!女性のブラックな部分、描かれるのホントに上手い*「いなか〜」は男性が主人公で痛い女性が出てきて、うわーって感じでした(笑)私は表題作の方が好み♬共感したりしながら友情、恋愛を楽しませてもらいました!早希、だりあ、ユーヤに幸せになってもらいたいなぁ♡終わり方も良く、読了後、爽やかな気持ちです(´▽`*)お気に入り♡
2016/02/14
takaC
ありゃ?りささんってこういった作風だったっけ?なんか新鮮だった。といっても語れるほど多く著作を読んだわけでもないけれど。
2016/10/29
風眠
『いなか、の、すとーかー』テレビで取り上げられるほど人気の若手陶芸家が、郷里に工房を構え、ストーカーに悩まされる話。元々ストーカーだった女と、好きの裏返しでストーカーになった幼馴染みの女。ストーカー同士で裏で結託していたという事実に気づき、まるで悟りを開いていくように、全てを受け容れていく陶芸家の心の動きが面白い。『ウォーク・イン・クローゼット』は洋服という観点から、女の生き方と恋と友情をコミカルに描いている。どちらの作品も、ブラックとコミカルの匙加減が絶妙で、深刻になり過ぎていないのが魅力だと感じた。
2016/05/05
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