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掟上今日子の遺言書

掟上今日子の遺言書

掟上今日子の遺言書

作家
西尾維新
VOFAN
出版社
講談社
発売日
2015-10-06
ISBN
9784062197847
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掟上今日子の遺言書 / 感想・レビュー

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starbro

掟上今日子シリーズ4作目です。ドラマが始まった影響か映像化を意識してか、今回は掟上今日子と隠館厄介の二人が中心で物語が展開して行きます。本作はコスプレありチラリズムあり、表紙からしてやっぱりビジュアル重視です。ドラマでの新垣結衣は掟上今日子の雰囲気を上手く演じていると思いますが、脇役陣が五月蠅過ぎる気がします。次作第5巻で完結だと思いますが、掟上今日子の謎は全て明らかになるのでしょうか?西尾維新だと肩透かしをくらうのかなぁ!

2015/10/28

へくとぱすかる

まるで長編のチェスタートン。ブラウン神父を連想。最も驚愕したのは、216ページ6行目。思わず「やられた!」と思いました。シリーズも4巻目。予想を覆して、隠館、いや厄介くんが帰ってきました。おめでとう。いや、おめでたくない。冒頭1ページ目で、いきなりあれですからね。骨折だけですんで、まだよかったと言うべきか。今回、今日子さんは寝ることなく、見事即日解決。それにしても長編全体がワンカットのような快速感覚。「ひょっとして短編じゃないよね?」とマジで思いました。しかし登場人物の行末が気になるラストではあります。

2019/12/17

ハッシー

ミステリー小説の醍醐味は謎解き編にありますが、他の楽しみ方として、作者の考えが登場人物を通して述べられるところにあると思います。 ○本作では作者の「表現の自由」に対する考え方が述べられていました。ストーリーにはそれほど影響を与えない部分だけど、複数の登場人物を使って色んな視点から意見を述べられると「なるほど~、そういう考え方もあるのかぁ~」と、月並みだけど納得をしました。

2016/09/02

ちはや@灯れ松明の火

もう何度目かわからない初めましてを交わしては、心のどこかが少しだけ凹む。ビル屋上から飛び降りて眠り続ける女子中学生、落下地点で衝突し怪我を負った僕、遺書で作品ごと名指しされた漫画家、誰もが不幸な物語を読み解くのは忘却探偵の彼女。本は死出の旅へと導く水先案内人なのか、拙い筆跡からにじむ粉飾された悪意。本棚は持ち主の人となりを映す鏡なのか、偏見に満ちた視線から隠蔽された真意。事件という物語を読み終えた後、彼女の本棚に僕が仕舞われることはない。昨日の彼女が書き残した遺言が、また僕たちを出逢わせてくれればいい。

2016/04/22

テンちゃん

掟上今日子ღ(❛٥❛ღ)。oO眠る度に記憶を失う忘却探偵!⇨女子中学生o(>_<)o飛び降り自殺未遂!⇨現場(இoஇ; )隠館厄介(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)骨折!⇨冤罪体質が災い!(」°ロ°)」容疑者?⇨現場(; ̄^ ̄)少女の遺書!⇨漫画家o(>_<)o引退!⇨編集者Σ(*゚◇゚*)掟上今日子へ依頼!⇨厄介の疑い晴れる!傑作作品。☆(๑❛.❛๑)۶(╭☞•́.̮•̀)╭☞4.8

2016/01/03

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