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水鏡推理

水鏡推理

水鏡推理

作家
松岡圭祐
出版社
講談社
発売日
2015-10-09
ISBN
9784062198400
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水鏡推理 / 感想・レビュー

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hiro

まずこの本を読んで、科学技術研究は、あのSTAP細胞ようにねつ造された論文に書かれた内容を他の研究者が追試しても誰も成功しないから、いずればれるのになぜねつ造するのかという疑問を改めて感じた。さて、この新シリーズでは、新ヒロインが登場するが、推理でねつ造を見破るヒロイン水鏡瑞希はもちろん美人だ。そして魅力的なヒロインの横には、少し頼りない男性がいるというお決まりの設定だが、推理でねつ造を見破り、税金の無駄使いを止めていく水鏡推理によって、スッキリした読後感が味わえる。今後のタスクフォースの活躍が楽しみだ。

2016/02/05

high

[15-280-148]懲罰人事で『研究における不正行為・研究費の不正使用に関するタスクフォース』に配属となった一般職の水鏡瑞希。並外れた観察力と判断力で次々と不正を暴く彼女に熱意に影響され、事なかれ主義だった総合職3人も仕事に対する意欲を取り戻す。膨大な研究開発費を投入する遠隔監視検索システムに不正が…そして本当の敵は…。Qと同じ流れで、違いは恋の展開が早い。実存(2013年)する組織のお話ですが、STAP細胞騒動(2014年)もあり『ちゃんとお仕事してね!』っていう皮肉も入ってますよね^^;

2015/12/02

takaC

酔狂推理な水鏡推理。

2017/06/06

yukision

文部科学省の事務官、水鏡瑞希が、研究における不正行為・研究費の不正使用に関するタスクフォースに籍を置き不正を暴く。『万能鑑定士Q』シリーズに続き人の死なないミステリーであり、雑学もたっぷり。科学的な内容はやや難しかったが、現実もこれくらい真剣に税金を管理して欲しいと思った。

2020/12/30

したっぱ店員

推理といっても人は死なず、人物は違えど「鑑定士Qちゃんイン霞が関」というべきストーリー。頼りない男子もいるし。あやしげなプロジェクトを詐欺プレゼンして開発研究費をかすめ取ろうとする奴らをことごとく論破する主人公。面白いけど、省庁のチョロイ感じ、こんな風にわけのわからんことに使われる税金って現実にもありそう・・と暗澹たる気持ちになってしまう。(某細胞とか・・)トリック崩しが楽しいので、またこのシリーズも続きを読もう。

2016/02/10

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