KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

絵本 母と暮せば

絵本 母と暮せば

絵本 母と暮せば

作家
山田洋次
森本千絵
出版社
講談社
発売日
2015-11-20
ISBN
9784062198486
amazonで購入する

絵本 母と暮せば / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

MI

母と暮らせばの絵本版。長崎の原爆で僕は死んだ。僕が亡くなった3回目の命日に母のもとに舞い降りる。母と亡霊となった息子の物語。長崎原爆で亡くなった7万人の命。戦争で亡くなって残された人、家族、恋人など大切な人が一瞬にしていなくなった。悲しみや楽しかった思い出、叶えることができなかった将来の夢が描かれていた。映画も見てみたくなった。

2023/07/27

ひらちゃん

大人向けなのでしょう。映画は見ていませんが内容は知っていた。原爆で亡くなった浩二と息子を思い続ける母の物語。前ページ真っ黒な中、魂となって現れる浩二は母と会えた嬉しさに笑う。そのキラキラした笑いが恋人だった町子の話題でまた黒くなってしまう。戦争はいつだって理不尽で酷い。衰弱した母はとうとう浩二と同じ世界へ。ずっと一緒にいられる世界が幸せなら、生きて一緒にいたかったはず。子を思い母を思う気持ちをこんな形で終わるのは悲しい。

2017/04/18

けんとまん1007

切なくて、悲しい。一瞬で存在を消されてしまうことの残酷さ。悲しむことすらできないということは、想像すらできない。そんな中でも、微かにあたたかさも伝わるものがたり。うまく、表現できる言葉を持たない。

2023/08/07

かおりんご

絵本。映画になっていたのは知っていたけれど、こういう話だったのですね。大人向けかな。戦争のことにもふれられていますが、どちらかというと愛がメインな感じ。映画が気になりました。

2015/11/26

とよぽん

以前、映画を見た。図書館で絵本があるのに気づいてすぐ読んだ。絵が秀逸だ。森本千絵さんという画家さんの絵。大人向けの絵本だと思う。

2018/05/06

感想・レビューをもっと見る