決戦!三國志
決戦!三國志 / 感想・レビュー
hiro
「決戦!」シリーズの全巻を読んできたので「三国志」もと思って読んでみた。知らない登場人物が多く、場所がわからない地名、その他知らない言葉などで、読み終えるまで時間はかかった。やはり、三国=呉魏蜀、知っている人物といえば、劉備、曹操、孫権、関羽、張飛と、水魚の交わり・三顧の礼の諸葛孔明ぐらいでは、スケールが大きい「三国志」は、他の「決戦!」シリーズのようには楽しめない。ただ、もっと「三国志」を知りたくなったのは事実なので、長いけれど横山光輝の漫画か、吉川英治の小説にチャレンジしたくなった。
2016/01/31
Die-Go
図書館本。三國志を題材に5人の作家が競作した短編集。どの作家もどこかで名を聞いたことがあるような高名な方々だけあって、安心して読める。ただ、迫力に欠けるところは否めない。天野純希による「天を分かつ川」は意外性があって良かった。★★★☆☆
2018/01/10
あも
叶うならば、決戦!赤壁の戦い、とか、決戦!合肥の戦い、で読みたかったけど、三国志アンソロ読めるだけでも良し。あえて言うが自分の三国志知識半端ないので、どうしても細かい誤謬やその推測は違うよね…って所が気になってしまう。と言いつつ、周瑜と孫権の関係の解釈が決して相容れなかった天野さんは、あくまで創作としてだけど嫌いじゃない。曹操一族墓から倭人の痕跡が見つかったという最近の研究を着想に描かれた東郷さんの発想は良かった。三国志物として純粋に面白いのは木Pと吉川さん。田中芳樹は司馬昭と劉禅っていうチョイスが渋い。
2019/10/10
ポチ
まだ読んでいなかったなぁと思い読了。決戦という感じではなかったが、木下さん、天野さんはやっぱり面白い。
2019/08/09
けい
三国志を題材にした、短編が5編。許攸、周瑜、法正、倭人?、司馬昭(劉禅?)勿論メジャー所の登場人物も多く出てはくるのですが、周瑜以外はマイナーな主人公達。狙いすぎの感もありますが、取り上げられる場面がそれを補います。あっいう間に読めてしまう所も魅力!田中芳樹さんの「亡国の後」では、劉禅はやはり名君だったのか?などと遠い昔に思いはせてしまいました。
2016/07/10
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