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シナモンのおやすみ日記

シナモンのおやすみ日記

シナモンのおやすみ日記

作家
小手鞠るい
北見 葉胡
出版社
講談社
発売日
2016-04-21
ISBN
9784062199100
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シナモンのおやすみ日記 / 感想・レビュー

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itoko♪

ボローニャ国際児童図書受賞コンビ最新作。小学3年生の主人公なつみはお土産に貰った外国製の日記帳をつけ始める。それは、居なくなってしまった飼い猫のシナモンに似たイラストの描かれた日記帳。ある日、シナモンから返事が!友達との些細なすれ違いや不安な気持ちをシナモンに話すことで、安心したりほんわかとした気持ちになる。シナモンの正体はやっぱり…ね。優しく繊細な挿し絵もイメージにぴったり。あたたかな読後感でした。

2016/09/27

はる

優しいお話です。好み。小学3年生のなつみは、家で飼っていた猫のシナモンが大好きだった。家族もみんなで可愛がっていたが、突然どこかに姿を消してしまう。シナモンのことが忘れられず落ち込んでいたなつみだが、ある日、なつみが書いた日記にシナモンからの返事が……。猫愛に溢れた物語。北見葉胡さんのリリカルな挿絵もたっぷりで、読んでいて温かな気持ちになりました。

2023/10/30

ぶんこ

いつも一緒に寝ていた仲良しの猫シナモンが行方不明になってしまう。やるせないなつみ。そんな時、CAをしている叔母が猫の絵が毎ページに描かれている日記をお土産にくれました。これは素晴らしい。私も欲しい。日記の中の猫はシナモンにそっくり。毎晩書く日記はシナモンに聞いて欲しくて書いています。そんな時、シナモンからのお返事が!これは最高に嬉しいこと。なつみは家の誰がシナモンとして書いてくれているのか気になります。私は叔母さんだと思っていましたが、どうやら違ったようです。でも嬉しい勘違い。お兄ちゃん、優しいね。

2023/11/08

anne@灯れ松明の火

新着棚で。小手鞠るいさんがやなせたかしさんの弟子だと知ってから気になっていて。優しく、温かいお話だった。途中、ファンタジー?と思わせて、最後にはリアルなお話だとわかり、スッキリ。でも、最後の最後の絵は、どういう意味かな? それにしても、北見さんの絵がとても良かった。日記ノートの挿絵部分はタッチが違って、それもかわいい! こんなノート、ほしいな♪

2016/06/12

chiaki

北見葉胡さんの挿絵に惹かれて。柔らかで優しくて温かみのあるタッチがおはなしと合っていてとてもよかったです!家族構成はちょっと複雑で、そこには2年前までシナモンという猫がいたらしい…。シナモンの面影を忘れならないなつみは、伯母さんであるさやかママからシナモンそっくりの絵が描かれた日記帳をもらい、日記帳のシナモンに問い掛けるように日記を書き始める。すると、あれ?シナモンからお返事が!日記を読んじゃうことにはいいのかなって思ったけど、シナモンを想ってたのはなつみだけじゃなかったんだね。お兄ちゃん、いい子だ〰️!

2020/09/18

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