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水鏡推理2 インパクトファクター

水鏡推理2 インパクトファクター

水鏡推理2 インパクトファクター

作家
松岡圭祐
出版社
講談社
発売日
2016-02-11
ISBN
9784062199872
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水鏡推理2 インパクトファクター / 感想・レビュー

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hiro

前作登場した一般職事務官澤田、イケメン総合職南條、女性総合職牧瀬が、今回も不正を暴いていくと思っていかが、3人とも登場しないことにまず驚いた。代わって登場したのは、もちろん総合職の宗田と野村。この2人の協力を得て、瑞希は小学生のときの同級生で、傷がついても自然治癒するFOV人工血管の完成を発表し、リケジョの星となった如月智美を窮地から救うというシリーズ第二弾。この本を読み、なぜ科学者は完成してない研究の論文を発表するのかが良くわかった。すねる、堪え性のないという瑞希のキャラクタ設定もあって面白く読めた。

2016/03/23

takaC

「インパクトファクター(文献引用影響率)」というパラメータがあることを知らなかった。リキシャのドライバーへの指示とアヴァリ教授との挨拶の最初の方だけ英語ルビ(カタカナ書き)が付いていたのは何か意味があったのかな。

2017/06/22

あむぴの

シリーズ1作目は、複数の事案を片付けていたが、今作では、大きなひとつの事案を解決。複数の事件を解決するほうが、飽きなくてよかったのだが。それにしても、STAP細胞のようなやりとりだった。うまくまとめた小説の最後と、現実は違うだろうが。2016年2月、講談社。

2016/06/03

yukision

水鏡推理2作目。水鏡以外の登場人物が総入れ替えだったが、仲間は今回も悪くない。STAP細胞に関わる不可解な一連の騒動を思い起こさせる内容。当時捏造疑惑が出てきても関係者が全く認めなかったことに違和感があったが、この話の展開であれば一定の説得力があると思った。

2020/12/31

そうたそ

★★★★☆ 何故か文庫とハードカバーが同時発売されてるのか。それはさておき、シリーズ二作目にして漸く動き出した感がある。前作はプロローグ的な意味合いも強かったのかな。本作は昨年世を騒がせた某ニュースを題材にしたであろうストーリー。爽快なまでに「悪」がスパッと斬られていく様が実に心地いい。元来勧善懲悪ものが好きな日本人にはピッタリなシリーズかも。ラストも収まりよく読後感も非常にいい。現実の事件もこれほどにきれいに解決され収まるところに収まったらよかったのになあとつくづく。今後も続きが楽しみなシリーズ。

2016/04/28

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