When 完璧なタイミングを科学する
When 完璧なタイミングを科学する / 感想・レビュー
Koichiro Minematsu
筆者の本はこれで5冊目です。「ハイコンセプト」を読んだとき衝撃を受け、それからアンテナを張っていました。そんでもって今回は時間管理。何をやるかは考えるが、どのタイミングなのかは気にしていない。そんなタイミング、時間管理を本著で紹介。「50歳で幸福度は最低になる」などを説明。しかし、その後の方が回復するんです。中だるみなんです。人生100年時代の今、参考にしたいタイミング理解論です。
2019/10/03
ソーニャ
タイトルが面白そうなので読んだ。 人間は様々な領域で「時間」の影響下に生きていて、気分や成果など多くの事がそれに左右されてしまっているという話。 構成もはっきりしていて読みやすいし各章ごとに実践的ハック集もついたりしていてハック本感が強いが、読んだあと振り返ってみれば科学な本だった。後半の人生の終了や集団への帰属に関する話が面白かった。言語の話も因果関係があるかは不明としてあるが興味深い。 「1日の最後にやった事リストを書く、明日の予定を立てる」と言ったよくあるハックもこの本読んだ後だと別の味わいがある。
2019/02/05
はふ
世の中のビジネス書が扱うテーマは、どうやるか、何をするかといった、いわゆる「how to本」と呼ばれるものである。しかし、本書は今まで誰も扱ってこなかった、いつするかといった、「when to本」である。 物事をどのようにやるかといったことは勿論大切であるが、物事に取り組むタイミングも非常に重要である。1日の中で、最大のパフォーマンスを発揮できるタイミングを意図的に選べば、いつもの何倍もの成果を得ることだって可能だ。how to とwhen to がうまく噛み合わさった時に、最高の結果を得ることができる。
2022/12/06
タナカ電子出版
勝間和代さんが翻訳された本です。この本には時間帯で人を3タイプに分類して自分のパフォーマンスをどの時間帯に合わせるか書かれていたり、20歳になると一時的に夜型になりそこから徐々に朝型か昼型に変わることが書かれています。個人的には最初の方が面白いです。後の方は読んでいて新しい発見は感じられなかったので、1章ごとのまとめられたタイムハッカーのハンドブックを読むだけで良いかなぁと思ってしまいました。
2018/11/28
Kentaro
パフォーマンスには2つのパターンが形成されることになる。午前中、ピークを迎えている間、ほとんどの人は問題の解決(明敏さ、注意力、集中が必要となる分析的仕事)を得意とする。ほとんどの人にとって、その日の遅い時間帯に現れる回復期は、抑制と決断力がさほど必要とされない、洞察的仕事(※ひらめきを要するクリエイティブな仕事)に向いている。けれども、人間は誰もが同じように1日を経験するわけではない。「クロノタイプ」、つまり、わたしたちの生理機能と心理に影響を与えるサーカディアンリズムの個人的パターンは、各自異なる。
2018/11/02
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