KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

決戦!川中島

決戦!川中島

決戦!川中島

作家
冲方丁
宮本昌孝
木下昌輝
矢野隆
乾緑郎
吉川永青
佐藤巖太郎
出版社
講談社
発売日
2016-05-18
ISBN
9784062200455
amazonで購入する

決戦!川中島 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

hiro

第四弾。関ヶ原、大坂城、本能寺と織田、豊臣、徳川の決戦が続いた「決戦!シリーズ」だが、第四弾はスケールダウン?して、上杉と武田の「川中島の戦い」。その中でも一番大規模な第四次合戦を中心に、上杉方は謙信を含め3人、武田方は信玄を含め4人を、啄木鳥戦法、炊飯の煙、霧、政虎(謙信)と信玄の一騎打ちなどを交えて、七人の作家が描いている。各作家とも短編のなかに、第四次合戦に臨んだ7人の武将がそのとき抱えていたものをそれぞれの視点で描いており、面白く読めた。第五弾の決戦の場は桶狭間。信長を書くは誰だろうか、楽しみだ。

2016/06/18

藤枝梅安

いわゆる「第四次川中島の戦い」に関する7編。それぞれの作家がそれぞれの趣向で書き下ろした。短編ならではの、焦点を絞った記述が興味深い。予想通り、典厩信繁と山本勘助の死が多く語られている。7編の中では乾緑郎さんの「影武者対影武者」が他とは異なる設定で、地名や人名に関しても、例えば「西条山」のようにあえて異なる表記をしている。全体としての「川中島」に関する記述という点では「真田太平記」、最近では「軍配者」シリーズの方が、詳しく立体的に描かれており、この1冊は「川中島」に関する入門編と考えてもよさそう。

2017/05/20

優希

面白かったです。武田勢と上杉勢の戦国最強のぶつかり合い。2人の英雄は何を思い、戦いに挑むのかは戦国時代ならではのあり方なのでしょう。武田勢と上杉勢それぞれの物語があるのが興味深かったです。川中島という戦いに焦点が当てられるため、話の中で重なる内容もありますが、見方が違うので、こういう考え方もあるんだと発見させられました。決戦の原点とも言える戦いを楽しみました。次の桶狭間にも期待が持てますね。

2016/05/29

takaC

どこを指して「さらなる進化」と言っているのか不明でした。

2017/04/28

かいと

真田昌幸が川中島の戦いにいたのを知りました。山本勘助が自分の策が謙信に見破られてしまったので、謙信の方に突っ込んだところの話がよかったです。

2016/07/31

感想・レビューをもっと見る