さかなクンの一魚一会 ~まいにち夢中な人生!~
さかなクンの一魚一会 ~まいにち夢中な人生!~ / 感想・レビュー
ykmmr (^_^)
高校時代の某テレビ番組で、稀有なデビューをした彼。そんな彼の、『一魚一会』のエッセイ。彼が、自分自身の『魚文化』に行き着く為には、彼自身の『天才』&『秀才』両分の積み重ねと、周囲の応援と理解である。特に、お母様の『子育て』・『応援』は現代社会に理想的なアプローチで、今、これを読むと『家庭環境』の在り方も含めて心打たれる所があるのではないか⁇正直、グレーな部分もあって、そこは賛否両論。でも、これが『さかなクン』が完成した事実である。また、彼の周囲の人への振る舞いや気遣いにも、涙が出る。
2022/07/07
修一朗
映画の評判を聞いて原作を手に取った。TVチャンピオンの魚通選手権の宮沢君をリアルタイムで見ていた世代なので, こうしてさかなクンとして大成した姿を見て感動してしまう。本では高校を卒業してからおさかなイラストレーターとしてタレントとしてTVに再登場するまでのおさかな仕事の遍歴が描かれていてとてもよかった。さかなクンをもってしても水族館の飼育係は難しい仕事なんだね。紆余曲折があっても志を変えず自分が小学生の頃に掲げた夢「東京水産大学の先生になる」を文字通り一芸を極めて実現したさかなクン。いやぁ素晴らしい。
2022/10/16
kinkin
ギョギョギョのサカナくんの本。子供の頃から魚が大好きになってやがて魚イラストを描き始めTVチャンピオンという番組に出て現在に至るまでが書かれていた。サカナ君はサカナのことばっかりだと思っていたら楽器の演奏も素晴らしいようだ。また彼が子供の頃からやりたいことをなんでもやらせたお母さんも素晴らしい。どんな子供にも人より秀でたことはなにかあるはずだ。それを人並みになんでもできる子供を作る今の教育は正しくはないように思う。ところでサカナクンにも読書メーターに参加してほしい。きっと読ギョメーターだね^^ 図書館本
2019/04/17
美登利
とても感服しました。もちろんさかなクンにも、ご家族にも。小さな子供からお年寄りまでさかなクンを知らない人は居ないのでは?と思うほどテレビでも、それ以外の文化的な活動でも大活躍な現在ですね。初めてさかなクンを観たのはテレビチャンピオンの何回目の優勝だったかは覚えてないのですが、ハイテンションさにちょっと驚いた記憶があります。幼い頃から絵が緻密で上手、全部がカラーイラストで無いのがとても残念です。こだわりの強いさかなクンをずっと見守り続け支えてきたお母さん。この親だからこそ、今のさかなクンが有るのですね。
2016/08/24
岡部敬史/おかべたかし
さかなクンは、いかにして「さかなクン」になったのか。これを読むと、さかなクンのような人は意外といるのだろうけど、さかなクンのお母さんのような人がいそうでいないのだろうと感じる。ここまで我が子の感性を守り、信じたお母さんに感服です。
2016/09/26
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