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掟上今日子の家計簿

掟上今日子の家計簿

掟上今日子の家計簿

作家
西尾維新
VOFAN
出版社
講談社
発売日
2016-08-23
ISBN
9784062202701
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掟上今日子の家計簿 / 感想・レビュー

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starbro

忘却探偵シリーズ第七弾、ここまで全作読んでいます。今回は掟上今日子と男性刑事の組合せの短編集、一気読みです。しかし今回のタイトル「家計簿」は解らず仕舞いです。どうして「家計簿」なのか、何方かご教示いただけませんでしょうか?お金には拘っていますが、流石に家計簿はつけていない筈ですし、仮につけていたらその報酬から事件を想い出してしまうと思うのですが・・・このシリーズ、ソロソロ飽きてきましたが、来月また第八弾「旅行記」が出版されます。但し、掟上今日子の謎は解明されない雰囲気です。何巻まで続けるつもりでしょうか?

2016/09/29

へくとぱすかる

7冊目。つくづくこのシリーズはブラウン神父の後継者だと思う。細かいツッコミはなしにして、思いつきの意外さを楽しむのが最良ですね。第1話はなるほどと思うけど、実際には「ど、どうかな?」かもしれない。第2話が、丸ごと叙述トリック講義になっている。よくぞここまで思いついたというか、探し出したというか。で、結局犯人は? まさかねぇ。そういうことではないでしょうね。第3話はすっかりだまされた。帽子があったら脱ぎたいですね。

2019/12/25

黒瀬

今回は色々な刑事さんがパートナー。個人的には隠館くんや親切くんとの絡みがもっと読みたい。 それにしても印象に残る動機やトリックが多かったです。ただ、いずれも被害者が不憫すぎる…。フィクションだからと単純に割り切れない複雑な胸中。しかし叙述トリックに散々触れた次の章で叙述トリックネタを入れ込むとはさすが西尾維新先生。トリックが判明した瞬間、思わず口角が上がってしまいました。

2019/09/12

雪風のねこ@(=´ω`=)

紙の書籍と電子書籍。叙述とスマートフォン。新旧テクノロジーを対比させた構成に見受けられた。家計簿は…ギャラの話が多かったからかと思ったけれど、よくよく考えれば家計簿も叙述的に記すものであるからだろう。シリーズを通じて著者の言いたい事を中心に構成されている為、人死にが多くなると違和感を感じるんだよなぁ。たとえ一言二言キラリと光る文章があったとしても。これは先の退職届でも感じた事だった。さすがに今作で切るかなぁ?うちの家計簿も厳しいものですし。

2017/01/11

だんじろー

家計簿、全然関係なかった…。謎解き部分はまあご愛嬌ということで、「忘却探偵」の特殊性を生かした展開が心地よい三話目がbest。なぜ今日子さんに依頼したのか、うん、なるほど、と納得。叙述トリックの分類もなかなか興味深く、メインの謎が置き去りにされた感が何ともとぼけた味わいで印象的。

2016/09/04

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