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あさきゆめみし 完全版10

あさきゆめみし 完全版10

あさきゆめみし 完全版10

作家
大和和紀
出版社
講談社
発売日
2017-02-23
ISBN
9784062204095
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あさきゆめみし 完全版10 / 感想・レビュー

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sofia

光源氏一人がいろいろな女性を渡り歩くのに比べて、こちらは薫と匂宮が浮舟を取り合うという構図、さすが紫式部。しかし、浮舟の小物感、二人が争うほどの魅力は感じられない。匂宮が「なぜ死んだのだ!」と嘆いても「あなたのせいでしょ」と突っ込みたくなる。私は大和和紀さんの『あさきゆめみし』をこの年で初めて読んだが、源氏物語の理解も深まるし、入門編としてもすばらしい。

2019/10/20

panashe

其の四十八〜五十三完結。光源氏の時代に比べると少し物足りなさが。匂の宮も薫も光源氏ほどのオーラがないようだ。この物語の最後の登場となった浮舟のモヤモヤな気持ち同様物語もあれ〜っという感じで終わってしまった。あっちこっちに手を出す光源氏だったが、女性を虜にする魔力はピカイチだったのだろうね。大河ドラマのお陰でこの歳になって「源氏物語」に触れられた事嬉しい限り。大河も今後が気になる。

2024/06/11

bakumugi

同時並行で、西加奈子のアイを読んでいたこともあり、薫が自分のルーツに悩む姿も浅く感じるし、何度か読んでいるが、浮舟が入水を選択するメロドラマ的な話の流れも、簡単過ぎて違和感を感じざるを得ない。それが若さと世間知らずなためとは言えど。でも漫画などでも途中思わず人気が出すぎて、終わらせたくても続けざるを得ず、尻切れとんぼ的に終わる、、みたいに、こうした結末で描くしかなかったのかも。いずれにしても、古典への興味の一歩になる漫画作品として王道の域にあると思う。大和和紀さん、ここまで描き切るのは凄い。

2021/04/19

もだんたいむす

クソ男のオンパレード。もうクソ男しか出てこなくて、女はそのクソ男どもに人生を振り回されるだけ。全巻読み終えたが、クソ男どもの所業に対する怒りしか湧かない。

2022/01/09

どら母 学校図書館を考える

記入漏れ

2017/07/09

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