たべもののおはなし パン ねこの町のリリアのパン (たべもののおはなしシリーズ パン)
たべもののおはなし パン ねこの町のリリアのパン (たべもののおはなしシリーズ パン) / 感想・レビュー
野のこ
小手鞠さんの児童書。お花がたっぷり飾ったリリアさんのパン屋さん。いつも親切なジョンソンさんへのご招待。ふぁっと香るこうばしさ。お日さまみたいなカスタードクリームのデニッシュ、星くずのようなアーモンドたっぷりの三日月のクロワッサン。むくむくとしあわせな気持ちがふくらむリリアさんのパン。それらはヘレンさんとのたくさんの思い出もつまっていた。元気になってほしいと願うレオとルル、そしてリリアさん。やわらかくてふんわりした気持ち。心をこめるという魔法。素敵な絵本でした。
2017/12/18
マツユキ
たべもののおはなしシリーズ。いつものように猫の双子が遊びにやってきましたが、元気のないジョンソンさんは…。そんな事情があるとは思わず、辛い。心配した双子のお母さんに、家に招待されて…。甘い、焼き立てパンは、心までふわふわになりそう。優しいお話。
2023/04/24
花林糖
(図書館本)パンが食べたくなるお話。幸せな気持ちになれるパン、どんな味なのかな。
2017/03/15
けいねこ
妻を亡くして悲しみに沈むジョンソンさんを救ったのは、焼きたてのパン。パン屋さんが出てくるところが唐突な印象だったのですが、もともとねこの町のお話は別にあったんですね。ジョンソンさんのお礼が粋です。
2020/01/29
おくらさん
悲しみを癒す方法は、その人のことを思って行ったコトなのだろう。 気持ちが伝わるということが、生きている喜びがカラダじゅうにみちてくることなんだなぁ。 それがリリアさんの作ったパンだったのですね。 わかりやすい展開でホッコリしました。
2017/06/04
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