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ヨーコさんの“言葉” わけがわからん

ヨーコさんの“言葉” わけがわからん

ヨーコさんの“言葉” わけがわからん

作家
佐野洋子
北村 裕花
小宮 善彰
出版社
講談社
発売日
2017-01-26
ISBN
9784062204613
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ヨーコさんの“言葉” わけがわからん / 感想・レビュー

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いつでも母さん

佐野さんの言葉に北村さんの絵がとても良い。佐野さんが余命宣告されて鬱が治ったというのがなんだかわかる。ストンと自分の人生を思い死を思うのだが、自分の死は平気だが友人には死んでほしくないという。「自分の一生はいい一生だった」と思えるそうだ。私もそう思いたいなぁ。夫婦は愛が情に変質した時から始まるという。私も既に情を生きているなぁ・・まだまだ沢山の言葉を紡いで欲しい方だった。今更ながら合掌ー

2017/02/13

佐野洋子さんがお亡くなりになる前に、死期がわかってから鬱が治ってすがすがしい気持ちでいらっしゃったことがとても嬉しくなりました。自分の死は怖くないが周囲の人には死んでほしくない。死の怖いところはそういうことなんだなと改めて実感しました。本作も胸がじーんとするようなあったかいエピソードが多くて良かったです。

2017/01/28

Ikutan

ヨーコさんの"言葉"第三弾。今回はしみじみと染み入る言葉がいっぱい。年齢を重ねてきたからこそ分かること。その観察力や思考力に感心したり頷いたり。人生論。男女論。夫婦論。夫婦とは愛が情に変質した時から始り、持続すること。ふむふむ。深いなぁ。でも、ヨーコさんでもわけがわからんらしい(笑)寿命を告げられる病を得て、うつ病が消えたというヨーコさん。案外人生そうなのかもね。生に執着しない生き方。見習いたいものです。そして『私の人生、いい一生だった』と。最後の言葉にホロリとさせられた。何度も読み返したい一冊。

2017/02/28

ヒロミ

表紙の猫にいつも癒されつつ、しみじみとした内容には相変わらず泣かされる。「神の手」と「お月さま」が特に好き。ヨーコさんのものの見方はどこか哲学的だ。さらりと自分の余命の話が出てくるので胸が締めつけられた。私の好きな「ラブ・イズ・オール」が次の巻に収録されるのを祈っております。泣けるんだ、これも。

2017/04/13

pukupuku

そっかぁ、夫婦に科学が入り込む隙間はないのね。妙に納得。ヨーコさんの言葉は、シュールなのにキュンとする。ゆるふわの絵と相まって、しみじみ愛着が湧いてくる。

2019/05/18

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