決戦!忠臣蔵
決戦!忠臣蔵 / 感想・レビュー
ナイスネイチャ
図書館本。いままでのシリーズと違い、戦い前後の人間模様を描いた作品が多かった。犬が主役の「女の一分」、吉良方からみた討ち入りの「雪の橋」がお気に入り。
2017/05/05
いつでも母さん
忠臣蔵・・12月まで読むのを我慢出来ずに手にする。浅井作家の犬目線は斬新ではあったが、今回私は清水一学を描いた梶よう子作『雪の橋』が好みだった。まだまだ色んな人目線の忠臣蔵を期待したいな。この決戦!シリーズは大好き。新撰組も今から心待ちにしている。
2017/04/23
hiro
「決戦!」シリーズはすべて制覇中。今回は戦国時代を離れて、直木賞作家3人を含めた7人の作家が、「決戦!」シリーズの特徴である7つの視点から描いた忠臣蔵。山科時代の内蔵助と堀部安兵衛「鬼の影」、犬の目から見た「妻の一分」、幽霊となって現れたのは?「首無し幽霊」、藩を追われ浪人となっていた不破数右衛門から見た「冥途の契り」、吉良家の中小姓清水一学から見た「雪の橋」、神崎与五郎の離縁された妻ゆいから見た「与五郎の妻」、泉岳寺の雲水から見た「笹の雪」と、忠臣蔵を立体的に見ることができて、忠臣蔵も新鮮だっだ。
2017/04/22
takaC
戦国の決戦!シリーズは結構好きだけど、これは異色というか全く別シリーズだな。それほど面白くはなかった。
2017/06/10
Makoto Yamamoto
忠臣蔵と久しぶりに葉室麟を読みたくて手に取った。 異なった作家による7編の短編集。 葉室麟「鬼の影」、朝井まかて「妻の一分」、夢枕獏「首無し幽霊」、長浦京「冥土の契り」、梶よう子「雪の橋」、諸田玲子「与五郎の妻」、山本一力「笹の雪」。「雪の橋」では主人公清水一学と山吉新八を思い出しながら、「笹の雪」では当時の泉岳寺の住職並びに僧侶は優秀だったのだと思いながら読んだ。 決戦!シリーズは面白いのかもしれない
2021/03/16
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