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黒い結婚 白い結婚

黒い結婚 白い結婚

黒い結婚 白い結婚

作家
中島京子
窪美澄
木原音瀬
深沢潮
成田名璃子
瀧羽麻子
森美樹
出版社
講談社
発売日
2017-03-15
ISBN
9784062205047
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黒い結婚 白い結婚 / 感想・レビュー

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いつでも母さん

皆さん黒白どちらから読むのだろう。私は黒から!なんたって表紙が気になる。ブーケか鋏か・・ふふふ、ブーケで始まり鋏で終わるの?結婚はしてみないと分からないよね。角を隠した花嫁もあれからン十年、角は伸び放題、しかも毒を吐いたりして(汗)こんな女に誰がした!いやいや、窪さん、中島さんが好み。成田さんの『いつか、二人で。』途中からもしや?と思いながら読んで、嗚呼やっぱり・・切ないけれどちょっと憧れる。お初の方もいたが、装丁含めこういうのも面白い。

2017/04/27

yanae

結婚は天国か墓場か、をテーマにしたアンソロジー。墓場=黒い結婚と天国=白い結婚。面白いことに表紙と裏表紙それぞれから黒と白が始まって、上下も逆になるという凝った装丁。私は黒から読んだけど、個人的には黒から読む方をお薦めします。黒、だいぶダークだから(笑)最後は白で救われたい。でも、黒のインパクトはけっこうすごくて、特にかっぱーんの深沢潮さん、愛の結晶の木原音瀬さんはすごかった。初作家さんに驚かされた!白い結婚は三作とも全部よかった。成田さんは泣かされ、森さんはじーん、瀧羽さんは本当にうまい。

2017/04/06

fwhd8325

「ダーリンは女装家」で、結婚は、いいものよと語っています。黒も白も当事者の気の持ちよう、とらえ方次第です。黒に期待をしていましたが、白の方が世界観をはっきりと感じました。「シュークリーム」は、まさしくコインの裏表、白と黒の境目のようでおもしろく読みました。

2017/07/20

yu

Kindleにて読了。 結婚にまつわる黒いお話と白いお話の短編集。短編なので、さらっと読める。中島さんの「家猫」は、自覚のない男の典型的なモラハラ。しかも家族揃ってだから、もはや純粋培養で手に負えない。人生で絶対にお会いしたくない人々。成田さんの「いつか二人で」、森さんの「ダーリンは女装化」がよかった。瀧羽さんの「シュークリーム」の評判がよいようだけど、私は嫌いだなぁ。どの作品も賛否両論ありそうなものばかり。

2017/10/28

hiro

女性作家7人の黒い結婚4編と白い結婚3編のアンソロジー。黒白黒白と交互に読もうと思っていたが、結局は黒白白白黒黒黒の順に読んだ。7編のそれぞれがバラエティに富んだいて、たいへん面白く読めた。【黒の部】窪さん:本当にオーソドックスな黒い結婚。深沢さん:焦りを利用された結婚。これが一番黒い。木原さん:女性作家らしい新しい結婚(出産)。中島さん:小説らしく四人の目を通してみた結婚。【白の部】成田さん:このような最後は間違いなく白い結婚。森さん:新しい形の結婚。瀧羽さん:白というよりオフホワイト。結婚して大丈夫?

2017/09/15

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