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さよならの力 大人の流儀7

さよならの力 大人の流儀7

さよならの力 大人の流儀7

作家
伊集院静
出版社
講談社
発売日
2017-02-28
ISBN
9784062205382
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さよならの力 大人の流儀7 / 感想・レビュー

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starbro

伊集院静は新作中心に読んでいる作家です。大人の流儀は読み続けているエッセイシリーズです。『さよなら』に力がある訳ではなく、別離によって人は強くなるということだと思いますが、弟と妻を亡くした著者の言葉には説得力があります。オススメは新成人や新社会人に対するメッセージの特別収録『旅立つ人へ-青春の日々』です。但し、この装丁(別離の季節、桜をイメージしているんでしょうが)はベタ過ぎませんでしょうか?講談社は反省するように!

2017/04/15

おしゃべりメガネ

シリーズ第7弾です。3作目の『別れる力』と何が違うのかと言われても、正直私にはわかりません。本作には本作の伊集院さんの思いがあるんでしょうね。さよなら云々は別として、人は色んな場面において'さよなら'をしなくてはなりません。死であったり、別離であったりと様々ですが、それもまたやはり抗うコトのできない運命なんでしょうね。7作目にもなっても引き続きででくるお母様との話や、老犬ノボの話、クールな「家人」の話などは、ほっこりとはしながらもやはり身が引き締まる感じさえします。自分の信念に基づいて生きるって大切です。

2019/11/29

ケイ

伊集院さんの「大人の流儀」シリーズのファン。いつも心にしみてくる。手紙の書き方の時は、本当に参考になった。書きたいように心をこめてというのは、いまも大切にしている教訓。今回は、お母さんが野の花を摘んで、部屋に名前を書いておいてくれていた話がとても良かった。一つだけは大反対。私は子供連れのディーズニーランド帰りの母親は、グリーン車に乗ってもらいたい。子供に怪我させちゃいけない、迷子にさせちゃいけないと気が張ったあとは、ゆっくりした席ですわらせてあげてよ。子供たちもうるさい時間は半分で、あとは寝てると思うよ

2022/12/28

小説を最初に書いた人にありがとう

本シリーズの2作目を読了。大人(男)とはこう言うモノかと考えさせられる。良くも悪くも頑固というか芯があり、考えにブレがない。要は自信と自覚を持って生きているのだろうな。いつまでも子供のような心持ちで生きていてはいかんなと反省しつつ。頻繁に出てくる「東北一のバカ犬」と飼い犬に対して親愛の表現をする気持ち、共感出来るな~。いつか来る別れに対する心の準備のしかたも教わった気がする。

2017/07/02

はるを

⭐︎⭐︎⭐︎☆☆。装丁のピンク色が美しい本。とても読み易くて奥深い内容だったので満足はしたのだが、正直、思っていたのと違っていた。が、それは俺が期待し過ぎたせいであって、この本のせいではない。特に死別を経験している方には、なお一層響く内容になっていると思う。

2017/04/06

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