藤城清治 影絵の絵本 グリム
藤城清治 影絵の絵本 グリム / 感想・レビュー
けんとまん1007
童話は、いつ読んでも、こころが満たされる。さらに、藤城さんの切り絵が、何倍も後押ししてくれる。
2021/12/15
kanata
ヒゲを切られてお怒りな小人と熊にされていた王子「雪白ちゃんとバラ紅ちゃん」、お月さまが空高くある理由「お月さまのなかった国」、兄たちのためせっせと桜草のシャツを縫う「六羽の白鳥」、勇敢な狩人ハンスの活躍「土のなかの小人たち」、花にされた息子を探す母の愛「花にされた子ども」を収録。「土のなかの小人たち」は、父の言いつけを守らず果実を食べた姫たちと、ご都合主義というか、それを疑わない父王にびっくり。アンデルセンと続けて読んで気づいた、グリムのお姫さまや王子登場率の高さ。那須の藤城清治美術館に行きたくなった。
2019/03/10
遠い日
書影がないのが残念です。藤城清治さんの影絵とグリムの小暗さはよく似合う。よく知られたお話ばかりだが、わたしは最後の「花にされた子ども」を知らず、逆に新鮮な読書となった。
2018/01/04
ヒラP@ehon.gohon
いろんなグリム童話絵本を見てきましたが、これほど絵が独り勝ちの絵本はなかったかも知れません。 グリムの世界に寄りそうと言うよりも、自分の世界にグリムの物語を引っ張りこんでしまったような快挙です。 何度見ても引き込まれてしまう藤城さんのファンタジーにうっとりしました。
2018/02/19
あおい
「雪白ちゃんとバラ紅ちゃん」「お月さまのなかった国」「六羽の白鳥」「土の中の小人たち」「花にされた子ども」藤城さんの影絵ほんと素敵。
2018/03/17
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