緑の窓口 ~樹木トラブル解決します~
緑の窓口 ~樹木トラブル解決します~ / 感想・レビュー
Aya Murakami
他館取り寄せの図書館本。 ぱっと見冷酷な母親が出てきました。自分も最初「冷酷な母親だな」と思っていましたが、物語の最後文字通り植物たちが語ってくれたことにより「騙された」と気づきました。いつもの下村敦史さんでした。 それにしても認知症やら高齢者の入院費用問題やら高齢社会の現代日本を描写したような作品でした。
2018/07/26
ナイスネイチャ
図書館本。区役所に新設された「緑の窓口」なる樹木に関わるトラブルを対応する職員が主人公。花粉症のイケメンの先輩と樹木医の柊さんと樹木を調べてトラブルを解明するという珍しいジャンル。下村さんにしては軽い感じでこんなのもありかな?シリーズ化や映像化しそうな内容でした。
2017/10/22
ムーミン
普段の読書より時間をかけて言葉を大事にして読みました。最近庭いじりをするようになって、自分の中の樹木への関心が高まっていたのかもしれません。終末の展開も素敵でした。
2021/03/21
おしゃべりメガネ
硬派なハードボイルドミステリー作品の多い下村さんですが、本作は一転して、ほのぼのとした自然を相手にハートフルなミステリーを別人のように仕上げてきました。とある区役所に勤務する「天野」は、新設された『緑の窓口』に配置されます。イケメンでユニークな先輩「岩浪」とともに窓口へ持ち込まれるなかなか難題な樹木にかかわる'困り事'を助っ人の樹木医「柊」とチカラをあわせて解決していきます。とにかく樹木について知らないコトばかりを、わかりやすく丁寧に描写してくれているので、スラスラとストレスなくアッという間に読めました。
2019/01/27
takaC
一巻読み終えるまでに樹木医と若手公務員の恋仲がもう少し進展するのかと期待していたが、ここまでで終わったということはいずれ続きも書く予定ってことですかね。しかし公務員クンたちのお仕事はお気軽で良いね。
2017/10/26
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