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うっかりの玉

うっかりの玉

うっかりの玉

作家
大久保 雨咲
陣崎草子
出版社
講談社
発売日
2017-09-12
ISBN
9784062207348
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うっかりの玉 / 感想・レビュー

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ままこ

ユーモア溢れる不思議で心に沁みる短編集。私もうっかりの玉をぽろっと転がしてるだろうな(笑)『チコラータ』思いやりが詰まった言葉が良かった。おばあちゃんきっと大事にしまっているんだろうね。特に好きだったのは微笑ましい『五月の庭で』とユーモラスで優しさに満ちた『猫の背』猫の背中を撫でるシーンはじんとした。ちょっと切なくほのぼの優しい素敵な作品だった。装丁も可愛い♡

2019/07/23

はる

読んでいて癒されます。優しくて温かくて、ちょっぴり切ない。おばあちゃんと、おじいちゃんの物語。年を取ることも死を迎えることも、見方を変えるだけでこんなに素敵になるなんて!ふんわりとした言葉の表現もとてもいい。愛おしい物語。これはおすすめです。

2019/05/08

ぶんこ

「うっかりの玉」は我が家にもたくさん転がっていそうです。特に最近は。あ〜あ、と思っていたのですが、玉になって転がっていると思えば何となくウフフの気持ち。他にも歳をとる事が楽しくなるようなお話ばかりでした。

2019/05/25

anne@灯れ松明の火

読友さんご紹介。初読み作家さん。我が県出身の方で、なんだかうれしい♪ 連作ではない6つの短編。でも、話の中心には、おばあちゃんがいる。あれ、ここにはいないの?と思うと、やっぱりいたり、おばあちゃんの代わりにおじいちゃんがいたり……。どの話も、ユーモラスで、ふんわりと優しい。ほっこりと温かくて、時に切ない。私は外孫で、祖父母と接する時間があまりなかったのが残念に思えた。こんなかわいいおばあちゃんになれればいいなぁ。うっかりの玉は、既に沢山持っているんだけど(笑) 他の作品も早速予約。挿絵は陣崎草子さん。

2019/05/25

ヒラP@ehon.gohon

高齢者を主軸に置いた短編集です。歳を重ねるとチャーミングになっていくということでしょうか、どれもがまろやかな内容で心和みました。「うっかり」が玉になったり、バナナを「ばなぁーんな」と言ってしまったり、視点がとても楽しく感じられました。

2022/07/04

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