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忘れる女、忘れられる女

忘れる女、忘れられる女

忘れる女、忘れられる女

作家
酒井順子
出版社
講談社
発売日
2017-10-25
ISBN
9784062208086
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忘れる女、忘れられる女 / 感想・レビュー

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美登利

シリーズ最新刊を読んでしまったから数年前のエッセイだからどうかな?と思いましたが、それでもその当時のことを思い返すきっかけになります。酒井さんと林真理子さんでは少し立ち位置が違うので、同じように時事ネタのエッセイを書かれていても雰囲気が全く違うんだよなぁ。それは性格もあるだろうけどね。この期間はとにかくあまり良い話題が無かったのもあるかしら。(不倫、政治家暴言など) 酒井さんが鉄オタなのは知らなかったかも。

2019/06/06

おかむら

週刊現代連載の時事ネタエッセイ。なんとこれ12冊めだそう! 最初っから読んでるけど、もう12年かーー。毎年出るのが早くなってる気さえするわ(年取ると1年の速いことよ)。今回はEU離脱からこのハゲーまでの1年間。ベッキーの髪型に注目する「謝罪と髪型」が楽しかった。追記として「その後斉藤由貴さんの不倫会見時のボサボサ感も、一定の評価を得た」ってとこがツボ。イジワル酒井!

2017/11/15

Kei

週刊誌連載のコラム。自然と時事ネタになりますが、庶民の感覚とずれぬ上、あぁそうかっ!の考察がおもしろくて、毎回楽しみにしてしまいます。ただ、世相や事件から、上っ面の興味だけでなく、底に潜む我々の気持ちや民族性を、ライトにえぐり出すのが、著者。豊田議員のハゲ発言から詐欺事件のオフショルダー、施設の虐殺犯まで、鋭いです!

2018/01/29

Mayumi Hoshino

週刊現代の連載、2016年7月~17年8月まで掲載分をまとめた一冊。シリーズ12作め。今回の最初の方は小池都知事が誕生する前なんだなあ。相模原の事件に触れた「『優生思想』の恐ろしさ」に首がもげるほど頷かされる。あれは当事者だけでなく、ニュースを見ているこちら側も傷つける事件であったと改めて。「欲求減少社会」「仲間外れ病」にはポンと膝を打ち、「中高年女性の露出度」には納得と物悲しさがない交ぜに…。今年も面白かった。また来年も楽しみにしています。

2017/10/28

けぴ

2016〜2017年に週刊現代で連載されたエッセイ。安定した話っぷりで気楽に読める。『怪我の聖子ちゃんコンサート』が上手い。腰と背中が痛いために椅子に座って熱唱。聖子ちゃんもいつまでも若いわけでなく、年はとることに想いを馳せる。「聖子ちゃんはおばあさんになっても若いイケメンに車椅子を押してもらうのでは」と考える。そんな中、生き残れなかったジャニーズのセカンドライフとして介護士になることを提案。案外繁盛するかもしれない!?

2019/04/27

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