スリーパー 浸透工作員 警視庁公安部外事二課 ソトニ
スリーパー 浸透工作員 警視庁公安部外事二課 ソトニ / 感想・レビュー
たか
日本版ダイハード的な作品。北の工作員、警察、公安が入り混じり、誰が味方で敵なのか最後までわからない。 『浸透』や『背乗り』など始めて聞く単語が出てくるが、北朝鮮の工作員が簡単に日本に潜入し、行方不明の人になりすまして暮らしているなんて、非常にリアルで怖い。 日本はスパイ天国と言われても仕方がない。 エンタメ作品としても優れているが、拉致被害者問題も絡めてあり、社会派作品としてみることもできる。ラストが少し可哀想。B評価
2019/04/20
M.O.
皆様の感想を読んで面白そうだったので読む。かなり面白かった! 作者の事は全く知らなかったのでこの本に出会ったのは読メのおかげである。出身が報道記者との事なのでノンフィクションを元にした小説なのだろうか。現実として平和な日本で、この小説ほどではないにしても工作員が実は裏で活動しているのかもと思うと考えさせられてしまう。 登場人物に 元公安で国立大卒、中国語ペラペラ、行確が上手く格闘家並の強さ...という人が出てくる。現実にいるなら見てみたい!
2023/01/10
緋莢
図書館本。「ソトニ 警視庁公安部外事二課」シリーズの3冊目。どうやら、2冊目の「マルトク 特別協力者 警視庁公安部外事二課」を飛ばしてしまったようです。タイトルの「スリーパー(浸透工作員)」は、<身分を隠して敵国や敵対組織に潜入し、普通の生活を送っているが、ひとたび指令を受ければ諜報員として動き出すスパイ>の事。背乗りをした北朝鮮のスパイが巧妙に動いていく様、それを追う元公安刑事の筒見たち(続く
2018/02/10
HiroshiKzk
シリーズ三作目は読みやすく面白く。筒見のその後が気になります。
2019/09/08
Atsushi Kobayashi
北朝鮮、公安捜査の細かさ、トラップの多さが詳細に記載されているのですが、逆に細かすぎ&どんでん返しが多すぎて、全体の流れを見失います。精緻・ドンデンが好きな方向けですね。
2017/11/20
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