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完パケ!

完パケ!

完パケ!

作家
額賀澪
出版社
講談社
発売日
2018-02-22
ISBN
9784062209533
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完パケ! / 感想・レビュー

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ウッディ

卒業制作の映画監督の座を争った二人の大学生、裕福な家庭に育ち、何でもソツなくこなす北川を差し置き、母子家庭で育ち、何事にも不器用な安原の「終わりのレイン」が選ばれ、プロデューサーを北川を頼む。完パケに向けて動き出した安原組の映画製作を描いた青春小説。お互いの境遇を羨み、才能を認め合う安原と北川の友情と良い映画を作りたいという熱い想いが伝わってきました。何かに熱中できるものを見つけ、妥協せずに苦しみぬいて生み出されたものは美しい。そんな「終わりのレイン」を観てみたいと思いました。面白かったです。

2019/07/24

おしゃべりメガネ

『ウズタマ』で号泣させていただいた額賀さんですが、またしても涙腺崩壊しまくりでした。前半は正直、登場人物達のあまりの若々しさ?に読んでいて戸惑いがありましたが、中盤からはいつもの'額賀ゾーン'に入り、随所に涙ポロリとなりました。病床にふせる母を郷里に残しながら、ひたすらまっすぐに映画撮影に挑む「安原」と、それをプロデューサーとして支える相棒?「北川」、この二人がカンヌ映画祭を目指して、一切の妥協なく映画を撮影し続けていく描写は鬼気迫るモノがあります。好きなコト、やりたいコトは決して諦めてはいけませんね。

2018/04/01

映画に対する熱い思いをみんなで共有する。どんなトラブルもみんなで乗り越える。これぞ青春。アツくて感動的。中盤からは止まらなかった。

2020/06/13

takaC

馴染みのない分野なので映画作りの機微はわかりにくかった。青春小説なのでメインは主人公たちの成長で映画作りはオマケ的位置付けかもしれないけど。

2018/05/07

fwhd8325

運動系とは違う青春の姿。若いってことは、眩しい。ただ、夢を追うように映画を作る。その姿に理屈はなく、美しい。夢を持ち続ける。それが素敵なんだな。

2018/04/11

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