わが名はXくん(1) (KCデラックス)
わが名はXくん(1) (KCデラックス) / 感想・レビュー
印度 洋一郎
藤子A先生の幻の作品。内容はプロトタイプ「パーマン」という感じだが、学校の友達との関係が軸になっているのが特徴。家族構成が「オバQ」に似ているが、時期としてはこちらがプロトタイプかも。コピーロボットの替りに、Xくんをサポートする九官鳥型ロボットがいて、この小鳥につかまって空を飛ぶ無理矢理感が、色々な表現が模索されていた時代性を感じる。クラスのガキ大将との対決と、関係ないと思われていた犯罪がリンクしてくる展開もスリリングだ。
2018/08/21
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