古事記 少年少女古典文学館 (1)
古事記 少年少女古典文学館 (1) / 感想・レビュー
千加
古事記は奈良時代の初め(711年)成立の日本最古の書物。「序」では太安万侶(おおのやすまろ)が4代に渡り 元明女帝天皇により天武天皇の命令に従い稗田阿礼(ひえだのあれ)が暗唱した古くからの言い伝えを 編集 執筆、書物にして献上したことを、漢文から万葉仮名で表し、神々と人々の心と言葉がそのまま今の世に伝えられるよう願いこうように書かれている事が伝えられている。全巻は上・中・下の三巻。シリーズは上の巻、神々の始まりアメノミナカヌシの神からウカヤフキアエズの命(みこと)まで。おとぎ話ふうにはじまる。
2020/05/06
CaLiLa
子供むけだけど面白いっっ!!思わず“アマテラスそりゃただの我儘やん”とか“ホントにそんな暴れん坊で良いのかっ!?クシナダ姫!!?”とか“意外と移り気だな、大国主”とか突っ込みましたが?なにか?
2012/09/29
onion
古典を調べていて、挿絵がすばらしく注釈もよさそうな、このシリーズを。古事記は初めてだけど古代人の大らかさにびっくり。日本人じゃないみたい。次は「平家物語」が読みたい…。
2011/11/05
tsuneki526
子どものときに読んで以来の再読。現代語訳の作者が違うからなのか、神様たち、こんなに自由奔放でいいのか?と思うほどで、昨今の十代の性の乱れなんか嘆く必要ないじゃんと言う気にさせられる。それに悪さをしときながら全然反省しないかと思うとちょっとのイケズでとことん仕返しされたり、正義もへったくれもないのが神々の世界というのもおもしろい。なお、注釈は挿絵が多くてわかりやすい。
2012/06/22
山葵
日本の神様って人間臭くって親近感を沸きます。
2009/03/14
感想・レビューをもっと見る