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源氏物語 (上)

源氏物語 (上)

源氏物語 (上)

作家
瀬戸内寂聴
天野喜孝
出版社
講談社
発売日
1992-12-01
ISBN
9784062508056
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源氏物語 (上) / 感想・レビュー

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千加

はじめてちゃんと読んだのです🌿。まだ下巻がありますが。自分の人間味の薄っぺらさを思い知りました。紫の上の素晴らしいこと。私はやはり愛人や隠し子や不特定多数の恋愛感は受け入れられないケレド、源氏の君の愛深きことや見た目だけではない誠実な人柄に愛を配る様は、それだけの魅力や実力に伴うもので、🌿紫式部の物語の恋のキラキラ感が楽しめました。瀬戸内寂聴が、さっぱりと世界を紡いで、天野喜孝がビックリするほど妖艶な挿し絵を入れて、なんとも個性的な世界でした。ちゃんと時代の良さ、雅やかさも風情も私の中に溶けました。

2020/10/10

マツユキ

児童書で『源氏物語』。ちょっと前に紫の上を主人公にした作品を読んだんですが、まだまだ続くのね。プレイボーイでは終わらず、女性たちの面倒を見て、頼りがいのある人なんだけど、ああ、また…。下巻に続きます。

2021/05/07

ちょん

「十二単衣を着た悪魔」を読んで興味を持った源氏物語。まずは、簡単な少年少女向けで。瀬戸内寂聴さん筆、挿絵が天野喜孝さん。とてもわかりやすく書かれていて、写真や系図、挿絵などで源氏物語の世界にどっぷり浸かれた。

2012/11/16

ココノビエガク

中学生時分に読んだ本を探しているんだけど、どうやっても見つけられず、こちらを購入。全54帖を簡潔かつ解りやすく上下巻にまとめ、児童向けなので注釈も付くという親切設計。挿絵は天野喜孝さん。超豪華。児童向けなので、歌も会話も少ないし、長々と光君が口説く場面もなければ濡場もなく、ちょっと詳しいあらすじのよう。けれども、長い物語の全体を掴むにはちょうどいい感じかな。正直、源氏物語を読みました!とは言い難い内容だけど、児童にはちょうどよい分量で、大人は内容を思い出すのにちょうどよい長さ。

2023/02/26

Sosseki

余り好きでないと思いつつ、とりあえず読んでみようとこども向けを借りてみた。近親相姦、強姦、不倫が横行だったが、物語だけの話なのか、実際そうだったのか!欲望のままの源氏に呆れる…。一方で、優しい気遣いや言葉には感心。紫の上に好感が持てる。昔も今も「理想の女性」は変わらないのかも。

2024/02/25

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