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月の影 影の海〈下〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)

月の影 影の海〈下〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)

月の影 影の海〈下〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)

作家
小野不由美
山田章博
出版社
講談社
発売日
1992-07-20
ISBN
9784062550727
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月の影 影の海〈下〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート) / 感想・レビュー

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合縁奇縁

『私を異界(ここ)へ喚(よ)んだのは、誰!?』海に映る月影をぬけ、ここへ連れてこられた陽子に、妖魔は容赦なく襲いかかり、人もまた、陽子を裏切る。試練に身も心も傷つく陽子を救ったのは、信じることを教えてくれた「ただひとり」の友─楽俊。ひとりぼっちの旅は、ふたりになった。「十二国記」シリーズ第2弾。楽俊との出会いがキーポイントでターニングポイント。人目を避けつつ、なおも襲撃を続ける異形の獣(妖魔)と戦い続ける陽子は満身創痍となり、行き倒れたところを半獣の楽俊に救われる。楽俊は陽子を介抱し、さらには海客に

2017/08/02

七色一味

読破。上巻で失った鞘も戻り(「猿」が絡んでくるんですが、ナ・イ・ショ^^)、巧国を抜け、内海を渡って雁国へ。巧国内で妖魔に襲われて離れてしまった楽俊とも、雁国の港で再会。最初はやはり、楽俊を信じることができなかった陽子も、つっけんどんな飾りのない楽俊の言葉に、そしてそれまで陽子を苦しめていた孤独や疑心暗鬼に疲れたように、心を許していきます。半獣の楽俊ですが、今後も陽子の傍らにいて、いい仕事をしてくれそうな雰囲気です。後半は、一気にこの世界の理も明かされ、更に陽子の本当の姿が語られます。(続く)

2012/08/05

マンセイ堂

上巻と打って変わって、下巻では主人公の精神的成長が書かれ、親しい仲間もでき、話がかなり明るくなった気がします。ラストは少し寂しい気もしましたが、「良かった良かった」という感じでした。

2013/08/26

ままこ

再読。あちらに帰りたい強い気持ち。責任の重さ。自信のなさ。激しい葛藤、動揺。陽子の選びとった道は…。もふもふ楽俊の存在が度重なる裏切りにより荒んだ陽子の気持ちを救った。始まりの陽子の物語面白かった。

2019/12/05

風里

十二国記再読祭り中。 楽旬に出会ってからのスピード感。 いろんな伏線が回収され、徐々に力強さを増していく。 陽子が悩むのも己の至らなさを自覚するのも、すごいと思う。 自分はそこまで己を顧みられているのだろうか。

2013/07/21

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