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風の海 迷宮の岸〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)

風の海 迷宮の岸〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)

風の海 迷宮の岸〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)

作家
小野不由美
山田章博
出版社
講談社
発売日
1993-03-20
ISBN
9784062551144
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風の海 迷宮の岸〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート) / 感想・レビュー

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合縁奇縁

蓬山の捨身木に戴極国の麒麟の卵果が実り、母親代わりとなる女怪が生まれ、蓬山は麒麟の誕生を待っていた。しかし、突如襲来した蝕に巻き込まれ、麒麟の卵果は流され行方不明になってしまった。それから10年後、泰麒は蓬莱で発見され、無事に連れ戻される。「十二国記」シリーズ第2弾。時代は、景麒がまだ陽子に出会う前の慶王に仕えていたときへ遡る。蓬莱で人として生きていた泰麒が、載国の王を選ぶために麒麟として戻ってくるお話。往々にして金色の鬣を持つ麒麟にしては珍しく、彼は鋼色の鬣を持つ黒麒麟だった。 普通の人間として育った

2017/08/02

NADIA

戴国の麒麟として蓬山にあった卵果が蝕で蓬莱に流された。8年後にようやく日本の子供として育てられていた泰麒が蓬山に帰還。戴国の王を選ばなければならないのだが、神獣としての本性の失ったままの泰麒に本人も周囲も不安と焦りを覚え、先輩である慶国の麒麟・景麒を招聘する。十二国記の中で最も平和で暖かい物語。幼く素直な泰麒に不器用な景麒が短時間過ごす中で思いやり・庇護・慈しみ・優しさの感情を抱く場面がじんわりと心に残る。景麒に好感を抱く人は多いが、ほぼこの場面に惹かれてのことだろう。分かりやすく言うと「かわいい」。

2019/12/15

はじめさん

2020年2月16日(日)11:30- 高松市郊外(高松中央IC下車7分)にて、#十二国記 「風の海 迷宮の岸 」にて読書会を開催します。昨年も2月の祝日「建国記念の日」にあわせて一作目の「月の影 影の海」で開催しました。令和2年、弘始元年! https://bookmeter.com/events/7139

ままこ

再読。蓬莱に流された戴国の泰麒を中心に物語は進む。心優しく素直な性格だが麒麟である自覚が薄く自己卑下ぎみ。そんな彼がどうやって王選びをするのか気になる下巻へ。

2019/12/05

やっちゃん

なるほど次は別の国のお話なんですね。慶国とも絡んで連作長編?のようなシリーズなのかな。ようやくこの世界の設定にも慣れてきた。ちょこちょこ入る挿し絵がすごくいい。

2023/04/28

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