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倫敦奇談 (講談社X文庫 ふC- 4 ホワイトハート)

倫敦奇談 (講談社X文庫 ふC- 4 ホワイトハート)

倫敦奇談 (講談社X文庫 ふC- 4 ホワイトハート)

作家
椹野道流
あかま 日砂紀
出版社
講談社
発売日
1998-04-01
ISBN
9784062553469
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倫敦奇談 (講談社X文庫 ふC- 4 ホワイトハート) / 感想・レビュー

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藤月はな(灯れ松明の火)

後から思い知ることになる事実を前もって知らされることに知らされてよかったと思う人と心の準備が出来なくてパニックになる人の二通りがいる。敏生は後者だけど傍にそっといてくれる人がいるのは安らぎます。今回は西行の空蝉の反魂術、ホムンクルス、オペラ座の怪人の劇鑑賞と怪奇好きには盛り沢山な倫敦編。個人的には小一郎がすごく、可愛くて美代子さんと欣ちゃんは末永く、幸せになって欲しいです。

2012/06/10

瀧ながれ

第4巻。タイトル通りの、ちょっと切ないロンドン編。初めて読んだときから、ラストの橋占の場面が印象的でした。たぶんあれが最善の正解なんだろうな。著者実体験と思われるイギリスでの飲食のあれこれが楽しいです。ミルクを入れると灰色になるコーヒー(笑)。

2014/03/09

ふみ

天本さんの元同居人登場で、しかも舞台はロンドンときましたか。いやぁ、飽きさせないですね、このシリーズ。今回、絵的にはちょっと・・・ですが、謎解きものとしては、すごく面白く読み進めました。敏生、いい子だな〜。この優しさが、眩しくもあり、また心配でもあります(←天本目線)

2017/07/28

chisa

前半は敏生があちこちに噛み付くのがイラついて大変でした…。なので一応の誤解がとけてからは仲良く(でもまだまだ何かありそう)てホッと一安心。今回は初の海外!イギリスならホムンクルスもアリですよね。ちょっと怖くて、でも事件の根源の2人のすれ違い(?)にしんみりしたり。法医学的なシーンがあって龍村が活躍したのが嬉しかったです。あとは、存在を忘れさられてすねてた小一郎が可愛かった!

2009/10/31

紅茶あめ

【未読の方はご注意】死体(むしろ肉塊)が出てきて、著者の本職:法医学者の本領発揮といったところ。「ううぅっ」と唸りつつ、龍村のキャラに助けられながら読んだ。美代子のキャラは予想外だった。サバサバ系だとは思わなかった。が、敏生への「あの人はあんたにだけ優しいんじゃない」で、相当女性らしい性格とみた。森と怪物の間に割って入り、ケイの魂に感応する敏生にもらい泣きした。「残酷な調伏をしてほしくなかった」という敏生は危なっかしいけど龍村の言うように、敏生の存在があるから森は力を振るえる。森の拠り所なんだと思う。

2013/04/24

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